あらすじ
週刊少年マガジンの大ヒット作品が、ヤングマガジンで大復活!! 『シバトラ』『クニミツの政』の作者が描く最新サイコミステリー! ――主人公の明日真映児(あすま・えいじ)はダブリの高校三年生。警視庁捜査一課の女刑事、志摩亮子(しま・りょうこ)の依頼を受け、“ある能力”を使って捜査に協力する。あるとき、渋谷で連続殺人事件が発生する。そして犯人の魔の手は、エイジのクラスメイトにも忍び寄ろうとしていた――。
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Posted by ブクログ
10年ぶりに復活した、かつての大人気漫画。「サイコメトラーEIJI」から「サイコメトリー」にタイトルを少しだけ変えて、青年誌(ヤンマガ)にて連載中。
絵の劣化を指摘する方が多いが、この作者(作画担当の朝基まさし)の漫画はほぼ読んでいるので、自分は気にならない。
ただ、話のほうは…正直物足りない。
面白くないわけではないけれど、前作ほどの勢いを感じないのだ。
かつての名作を復活させた漫画にありがちなループに陥っていると思う。
せっかくの青年誌連載なのだから、もう少し「オトナが楽しめる漫画」にしてほしい。「オトナ向け」と言っても、男女の濃密なシーンを…と言っているのではない。それを匂わせる程度のものでいいと思う。志摩がエイジのことを男として意識したり、モテまくっているはずなのに、なぜか固定の彼女がいないのが謎のトオルに彼女が出来たり…(この原作者の場合、折角出来た恋人を遠慮無く死なせるかもしれないが) まぁ、この辺りは個人的な希望だけれど、折角の青年誌なのだから、もっと冒険してほしい。
グロさで勝負しようにも、ヤンマガにはもっとグロい漫画はゴロゴロしている。サイコメトラーならではのもので、オトナを魅せてほしいのだ。
というわけで、今後に期待。