あらすじ
「1メッセージで伝えろ」。
戦略コンサルで新人コンサルタントたちが最も受けるダメ出しの一つだ。多くの場合、「で、なにが言いたいんだ?」という叱責とセットで受けることになる。
戦略コンサルでは、プレゼン資料を作るときは「1スライド・1メッセージ」が求められる。スライド1枚で伝えることを1つ(1メッセージ)に絞れという意味だ。
プレゼンだけではない、会議での議論でもそうだ。クライアントから「どう思いますか?」と聞かれたときに、シンプルに1メッセージで伝えることができるかで、得られる信頼も生まれる結果も変わる。
しかし、1メッセージで伝えることは簡単ではない。1つに絞ってはっきり伝えるのは難しいだけではなく、怖いからだ。はっきりしている分、伝えることが外れる可能性や否定される可能性も伴う。
1メッセージで伝えるのは怖い。だから今日も「いろいろ言っているがなにも言っていない」プレゼンや会議が溢れている。本書は、自分の考えを1メッセージで伝える全技術を解説したものだ。
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Posted by ブクログ
タイトルの通り、メッセージはシンプルに大事なことを伝えようという本。これがなかなか難しいが、そのことについてしっかりと言及してくれている本
クリスタライズの話など、つい抽象化しがちな自分にとって耳が痛くもとても学びを得られる良著だった。
メモ
•答えはゴールではなくスタート。問題解決のあり方がデジタル等により昔と変わっている
•1メッセージはSN比が大きい。すなわちノイズが少ない
•1メッセージの三つの技術
焦点化、先鋭化、結晶化
•焦点化 論点を絞り込む
誰に話すか。相手の論点と関係なければノイズ
相手の一番大事な論点に絞り込む
伝えたければまずは傾聴する
議題と論点は異なる
相手が判断しようのない論点は疑似論点
ストレートに質問する
相手の論点を明らかにする。なんのためにしているか、何を大事だととらえているのか
疑問文で言語化して提示する
•先鋭化 尖った答えにこだわる
良い答えとは否定に開かれた答え
⭐︎反論可能性を高める これが高いほど興味を惹き、相手に伝わる。相手を動かせる。⭐︎答えはゴールではなくすたーとであることにいぎがある
⭐︎反証可能性を高める
相手と定義が揃う言葉を使う 本質や戦略的のわうな定義が異なりやすいものはなるべく避ける
•結晶化 生々しい言葉を使う
迷ったら小さな言葉を使う 抽象度あげると相手が想像する具体にばらつきが生まれてしまうため
数字でピンポイントに伝える 端数だと生々しくてよりよい
自分の言葉ではなく相手の言葉を使う 相手の言葉を使わずあえて自分の言葉で伝えることは外国語で話しかけるようなもの
仕上げは相手を思って言葉を選ぶこと