あらすじ
愛猫に頭突きされ前世を思い出したマリアンジェ――私、小説『愛こそすべて』の世界に転生している! それも悪役令嬢の母として!
悪役令嬢の母(予定)を回避すべく、マリアンジュはプリンの魔力で精霊たちと契約し、「精霊の愛し子」として奮戦する。
すべては今と未来の家族を守るため! つきまとう公爵令息リシャールを追い払い小説展開を避けるため!
へにゃっとした笑顔で、悪辣腹黒王子のアシュレイ殿下を一目惚れさせれば、彼は恋愛キャラへと一変する。
殿下に想定以上に溺愛されながら、不確定と化した未来も精霊とプリンと猫の力で切り開こう! きっと娘は悪役令嬢にはならない!
痛快極まる逆断罪も炸裂し、みんな幸せになる――人気作家・三香が贈る書き下ろしいっぱいの代表作!
感情タグBEST3
面白かった!
最初文章が拙いかな?と思いましたがテンポに乗ってしまえばサクサク読み進められました。
途中のアシュレイ王子の取り巻きの輪の外側から「キャーアシュレイ殿下ステキ」と棒読みで掛け声かけて(歌舞伎の掛け声?)終わると一仕事終えたように隅っこに引っ込む、隅っこでマッタリしてるところを話し掛けると逃げ道塞がれてヘラリと笑う、これクスクス笑ってしまいました。(想像したら笑うでしょう?)
敵役リシャールの周りの転生者の多さよ、考えることを放棄して小説の通りになると行動したリシャールと恋人は堕ちていきましたが、その娘の小説ヒロインはさっさと思考を切り替えて幸せにまりました。