あらすじ
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「違う生き方もあるかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる旅が好きです」
・秋のパリ、初めてのひとり旅
・「世界一おいしい!」ケイパーの島へ
・バインセオの皮の秘密と唐辛子塩で食べるパパイヤ
・タイルとコルクと哀愁の街、リスボン
・オリーブの木材を求めて、ひとりカラブリアへ
・イギリスで知った本物のパンの香り
ほか
ベトナムにイタリアに、有元葉子さんが語る”おいしい話”に触発されて旅に出たという人は数多くいるのではないでしょうか。実は「私の仕事人生、旅人生がスタートしたのは50代からでした」と有元さん自身は語ります。
子育てが落ち着いてきて、旅に出るのは今だと出かけた秋のパリ。家を持つまでにいたったイタリアで一枚ずつ集めてきたヴィンテージのリネン。本当にいいものづくりとは何かを問いかけてくるブルネロクチネリのブラウス。ロンドン郊外で出会った、挽きたての小麦粉で作られたパンの香り。じゃがいもとケールで作るポルトガル名物のスープ「カルト・ヴェルデ」は日本でも……
世界中を巡った旅の記憶からは、「どうしたら自分を使い切れるかをいつも考えている」と語る有元葉子さんの人生観が垣間見えます。これから先、どう生きていこうかと考えているひとへ、エールのような1冊になりました。
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
イタリア、ベトナムなどの美味しいもの、質の良い道具や布、かご。この本に書かれている小さな町に行きたくなる。読んでいるとお腹が減る。時々簡単なレシピも出てくる。
落ち着いた文章に、静かで気持ちのよい時間が流れていくよう。
私なんて早くて便利なことに慣れて、それを求めるのが当たり前になっているけれど、旅は思い通りにならない。有元さんは旅の過程を楽しめる心の余裕、懐の大きさを感じた。
子育てが落ち着いたら、いろいろなところへ旅に行けるよう、足腰が元気でなければ。
それに、やっぱり運転ができた方が身軽なんだなぁと思ったけれど、その頃には免許証返還の時期かもしれない。
Posted by ブクログ
旅行と旅の皆違いを自分なりに少しわかった気がする。
浮ついてなくて、読みやすくて、写真も綺麗で、少し憧れている空気感を気安く感じることができる感覚になる1冊
Posted by ブクログ
旅先で吸収したもの・ことを日常生活に活かしていのが素晴らしいなと思う。
家にいる時間を快適に居心地よくいるのもいいけれど、たまには外に出て全く違う生活のある土地に自分を連れ出して、刺激をもらうことも必要だなあ。