あらすじ
いくえみ綾推薦!!「きっと誰かを大切にしたくなります。あなた 私 あの人 あの子 みんな。」
夜の町で働く小月(さつき)は、いまだ幼い頃のトラウマを乗り越えられずにいた。そんな彼女が恋に落ちたのは“家庭を持った店の客”。その恋の苦しさに押しつぶされそうな彼女を支えていたのは元・男娼の“もうひとりの彼”
「あたし利用されても平気だよ」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
恋愛というか人生というか。
まだ荒のある絵ではありますが、優しい絵です。
主人公と全く同じ人生を送ってきた読者はそんなに多くはいないだろうけど、
所々に誰もが感じたことのある感情が散りばめられているので入り込みやすかった。
久しぶりに良い涙を流せました。
装丁もキレイで好み。
Posted by ブクログ
「プッタネスカの恋」携帯コミックスで読み、この著者を知った。
携帯小説などでよく使われそうな設定、ストーリーは展開が読める王道のものが多い。
しかし主人公の心理描写が丁寧に描かれており、それが実に巧みで、心臓を鷲掴みにされるのだ。
切なく、苦しく、思わず涙がこぼれる。
そして読み終わったじんわり暖かい。
絵柄は粗いがそれが味であると思う。