あらすじ
パン職人ルシーナは、今日も夜明け前からパンを焼いていた。窯の準備をし、生地を発酵させる。パンをつくるときは常に優しい気持ちで心を満たすようにする。それが祖母の教えだった。だが、祖国の動乱を逃れてリディング村でパン屋を営むようになっても、いまだに悪夢に怯える夜が続いている。そんななか、鍛冶屋の見習いとしてやってきたニコが同郷だとわかり、ルシーナは激しく動揺する。彼は追っ手? その矢先、村で頻発する謎の盗難事件の容疑が新入りのニコにかかり……。〈((株) 魔法製作所〉の著者が贈るお茶と魔法のコージーファンタジイ。
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Posted by ブクログ
魔法治療師シリーズ2巻。今回は主役がリディング村のパン屋、ルシーナです。この村は、行き場がなくて村が必要とする人だけがたどり着け、空き家多く自由に住み着ける不思議な場所。ルシーナは同郷トゥファナの元兵士、イケメンのニコが現れたことで、激しく動揺します。彼に惹かれながらも自分を探す立場だったら?とおちつかない日々。しかし、ニコが来たと同じくして、村では窃盗事件が頻発しニコは疑われることに。ニコを救うためには真犯人を見つけなければ疑い晴れないと治療師のエルウィンや宿屋をやっている魔法使い勉強中のブリン(この2人の恋がどこまで進むかも読みどころ)とともに捜索を始めるのですが、真犯人はこの村らしい存在とわかり…。
あらすじはめちゃくちゃ好みなのに、翻訳のせいなのか、原文自体がそんな空気感なのか、展開を遅く感じてしまいそこは私にとってマイナス要素でした。でも、村の謎とか、チーズ職人メアのこととかきっと明らかになると思うので続きも読みます。
男女関係の話も出てくるので中学校から。
Posted by ブクログ
魔法治療師のティーショップ第2弾は、パン職人のルシーナをメインとしたストーリー。
エルウィン(ウィン)とブリンのその後も描かれていて、シリーズものとしても楽しめるけど、単独の作品としても楽しめた。
大半の住民が突然消えてしまった不思議なリディング村は、何かから逃げている人、居場所を求めている人たちを呼び寄せる不思議な力がある。
村に元々住む人も、何かに追われて住み着いた人たちも、誰にも言えない秘密や傷を抱えている。
前作ではウィンとブリンの秘密が暴かれたけれど、今作ではパン職人ルシーナの心の傷が描かれている。
すごい魔法が出てくる訳ではないけれど、のどかな田舎の村で巻き起こる事件のスパイス程度のちょっと不思議な魔法が混ざり合い、今作も楽しかった。
村の秘密は次作で明かされるのかな?
楽しみ。
Posted by ブクログ
今作の主役はパン職人。彼女が焼くパンが美味しそうで、お腹がすいてしまった。
ほんわりやさしいコージーファンタジー。まだまだ続きそうなシリーズ。
Posted by ブクログ
今回はパン職人のルシーナが軸となり、前作主人公のエルウィンと交互の視点で描かれている。
前作はルシーナの逃亡の謎が解けていく内容で、前作と似た感じだったが
後半から急にファンタジーなテイストになりびっくり。
それなりに活躍するのだが、唐突感は否めなかった。
最後はまた気になる終わり方なのと、あとがきでも訳者が語っている通り大きな転換があるみたいで楽しみ。