【感想・ネタバレ】ときときチャンネル 宇宙飲んでみたのレビュー

あらすじ

十時さくらは配信サービス《ときときチャンネル》で同居人のマッドサイエンティスト・多田羅未貴の発明を紹介し、収益化して生活費の足しにすることを目指す。マグカップで宇宙を飲む? 時間の結晶を飼う? 無限に拡張していく家の中で迷子? 外ロケに出たら異世界へ入り込み、通販でエキゾチック物質をお取り寄せ! 多田羅の発明品が巻き起こすトラブルもこみで、ゆるやかに楽しくお届けします。目指せチャンネル登録者数1000人! 全編配信口調と視聴者コメントで語られる新感覚の百合配信者SF。/【目次】#1【宇宙飲んでみた】/#2【時間飼ってみた】/#3【家の外なくしてみた】/#4【近所の異世界散歩してみた】/#5【エキゾチック物質雑談してみた】/#6【登録者数完全破壊してみた】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新人配信者の十時さくらが自身の《ときときチャンネル》で、同居人のマッドサイエンティスト・多田羅未貴が発明したガジェットを紹介する。ただそれだけのお話しなのだけど、そのガジェットに由来して発生する超常的な現象が大変面白いSF連作短編集でした。設定がぶっ飛んでいるけど科学的な説明がしっかりしているので、まあそういうことならあっても良いか…と説得されてしまう。そして、ほんのり百合風味もあるのがまた良し。二人の配信を実際に観てみたくなる楽しい作品でした。続きが気になるシリーズですね。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

SFとしての密度は結構高いんだけど、恐ろしくノリが軽い。吾妻ひでおみたいなSFギャグマンガを小説でやってみたSFみたいな。ありそうでなかった切り口でなかなか面白いです。続編もあるらしい、できれば長く続くシリーズになってほしい。

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

ほんタメで気になった作品。宇宙を飲んだり、時間を飼ってみたり。
予想に超えることをしてくるので楽しく読みました。ぜひ映像化もしくは漫画で見てみたいな、と思った。
続編も出たみたいだから読みたい。

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2026年03月10日

Posted by ブクログ

配信サービスで新たにチャンネルを開設した十時さくらが、同居人の発明品を面白おかしく配信しながらチャンネル登録者1000人を目指すと配信SF。

マッドサイエンティストの多田羅未貴は、高次元生命体が扱うネット環境に不法アクセスし、現代科学では実現不可能な道具を生み出します。宇宙の液体化や時間の結晶化といった、スケールが大きすぎてかえって実感の湧かない発明品を十時が使用し、多田羅が考察するそのドタバタ騒ぎを少数の視聴者がコメントでリアクションしていく——劇場型のゆるい日常SF、とでも呼ぶべき独特な読み味が楽しめます。

序盤は多田羅によるSF設定の解説が中心で、配信という設定がやや活かし切れていない印象でしたが、中盤以降は配信カメラが異世界から飛来した怪物を捉えたり、自身が死んでしまったIFの未来を観測したコメントが流れてきたりと、プラットフォームを利用した物語が展開されます。
主人公たちをリスナーが観測し、その一方で主人公たちは発明品によって自分たちを取り巻く世界へ干渉していく。
この妙な入れ子構造が独特で、ハードSFの設定でほのぼのとした日常が繰り広げられる不思議な世界観が楽しめます。

ストーリーとは別に、本作の形式そのものも興味深いです。
地の文が一切なく、十時と多田羅の掛け合いだけで物語が進行するため、小説というより戯曲本に近い読み心地があります。
私はAudibleで聴きましたが、主人公二人を別々のナレーターが担当しており、アニメのように感情を込めた掛け合いが展開されるため、実際の配信を聴いているような臨場感がありました。
おそらく、最初から朗読・マルチメディア展開まで意識して作られた作品なのでしょう。配信文化を題材にしていることも含め、かなり現代的な作品だと感じます。

多田羅のSF解説を文字で追えないというデメリットはありますが、個人的にはAudibleでの聴取をお勧めします。

【総評】
ゆるい日常とハードSFを組み合わせ、そこへ配信という現代的な要素を加えた、かなり独特な作品です。

万人におすすめしやすいタイプではありませんが、多田羅によるSF解説が分かりやすく、難しい設定を気軽に楽しめるため、SFにあまり馴染みがない人の入門としても面白い一冊だと思います。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

 Audibleで聴くと、まさにネット上の配信を聴いているようで、動画がないのがとても残念になる。読んでいる人たちもとても達者で、聴いているだけでワクワクする。それでいて内容はあんがいハードSF的な雰囲気を醸し出していて、突っ込まれてくるSF的ネタがとても興味深く、しかも楽しい。ただ後半になって行くにつれて、少し息切れがしてきた印象は否めなかった。

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2026年08月01日

Posted by ブクログ

同居する女二人(動画配信に熱心な社会人と、配信に乗り気でないマッドサイエンティスト)の、ライブ配信中の漫才めいたやりとりと視聴者のコメントで展開される物理学SFの連作短編。
「インターネット3」なる普通はアクセスできない所から情報を得ていろいろな装置を作り上げるマッドサイエンティスト…とは、新手の「キテレツ大百科」だな。

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2025年12月31日

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