【感想・ネタバレ】脱獄者は白い夢を見るのレビュー

あらすじ

祭太鼓が轟くなかで、一人の模範囚が忽然と消え失せた。四十八時間以内に脱獄者を確保せよ――女子刑務所は騒然となった。異変に気づいていたのは若手刑務官のみ。「白い夢」にアクセス出来る彼女だけが、逃亡先を知っていた……。仰天の仕掛け、感泣のラスト。内部を知悉する作家だけが成し得るサスペンス長篇。

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Posted by ブクログ

女子刑務所での受刑者と刑務官の話.結城桐子や小野春香ら刑務官同士のやりとりの軽妙さと、広瀬はしめ、烏丸咲希などの受刑者内部の少しいじめに似た行動が面白く書いてある.はしめの脱獄に関して結城と小野の対応に彼らの受刑者に対する思いやりがにじみ出ていると感じた.題名の「白い夢」ははしめが一時期同居していた技師の名前にちなんだものと推測した.

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2013年03月17日

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