【感想・ネタバレ】死別の悲しみに向き合う グリーフケアとは何かのレビュー

あらすじ

死別とはどんな体験なのか? 大切な人を亡くしたとき、人はなにを思うのか? 周囲はどう接すればいいのか? 激変する社会のなかで模索する新たな悲しみの作法。(講談社現代新書)

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Posted by ブクログ

今の時期にしか読めないかなと思って選んだ本です。こうしたことに関しても研究されているというのは素晴らしいことだなとまずは感心します。この本を読んで「死別」とはきわめて個人的な体験であることと、そのことから悲嘆との付き合いもきわめて個人的なもので、どうあるべきというものではないと言う事です。この個人的な意見を言うのなら悲しみや無念さは忘れるものではなく、距離を置いて並走するものというのが、私なりの捉え方で、そうやって、人生の物語は続いていくものと思えるようになってきました。

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2017年10月22日

Posted by ブクログ

グリーフケアという何か専門療法的なことについてではなく、死別を迎えた場合・迎えた知り合いがいた場合、どうするかということが丁寧に書かれている。語る・聞くことの大事さについて改めて理解できた。

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2013年01月20日

Posted by ブクログ

同じ著者の『喪失学』と内容が重複している部分は多くあります。
実際に親しい人との死別を経験して、立ち直りたいという方が読むには、こちらの方がより具体的なことが書かれていて、参考になると思います。
現代人は死から目を逸らしがちですが、元気なうちに家族や自分の死について考えておくべきですね。
そうすれば、人への接し方も変わってくると、この本にも書いてありました。

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2020年08月03日

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