【感想・ネタバレ】超訳 仏陀の言葉のレビュー

あらすじ

日本で仏教と呼ばれているものは、仏陀の教えた通りのものではない。
仏の教えを信じ、仏が自分を救ってくれるものだと信じたところで、瞑想と生き方を変える実践がなければ、何の自己変化もありえない。
仏陀の悟りの方法とは? 悟りを開くとどうなるのか?
人は行いによって評されると説いた仏陀の本当の言葉が、大ベストセラー作家の『超訳』で甦る。
誰もが体験できる、悟りの境地への176の至言集。
苦悩と迷いを浄化する、現代人のための道しるべ。

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Posted by ブクログ

色んな宗教を考えてみたけど、仏教が1番しっくりとくる
どうしても一神教は腑に落ちないから消去法なのだろうけど

本書は読みやすく、仏陀の教えが手軽に読める。
とはいえ、現代にとっては行きすぎた孤独の推奨があるように思い、信仰には至らない。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

あまりにも分かりやすいので意訳し過ぎたのではないかとすら思いました。でも仏陀の言葉は本当にこんなに分かりやすかったから世界に広がったのかも。繰り返し読みたいです。

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2021年08月17日

Posted by ブクログ

仏陀の言葉をとてもわかりやすく読めた。
しかし、仏陀という人は、友達は作るな、子供は作るな、親とは縁を切れ、故郷は捨てろ、未来のことも過去のことも考えるな、と無茶苦茶なことを言ってる(ように感じる)。喜びを得ようとする心が執着であると。執着を捨てると苦しみから解放される、向き合うのは自分の心。
自分のことばっかりで本当にいいの?という疑問から大乗仏教の流れになったのもなんとなくわかる。
腹落ちする言葉もあるけど、自分は家族への想いを断ち切ることはできないな。それが苦しみを生むことになっても。

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2022年02月10日

Posted by ブクログ

僧侶は悟るための瞑想方法を伝えなければならない。これがゴータマ・シッダールタが本来説いていた仏教。日本の仏教僧侶が行っているのは、仏教に名を借りた商売。ゴータマが悪人と呼んだ人々に相当する。ゴータマの仏教は宗教というよりは身体を使った認識哲学。世間では仏の教えを信じさえすれば自分を救ってくれると考えているが、ゴータマは瞑想と生き方を考える実践がなければ何の自己変革もあり得ないと繰り返し説いている。仏像を拝んだところで苦しみは変わらないし、救われもしないのである。厳然たる実践哲学なのである。瞑想は人間を変えるが、苦難、艱難、猛烈な努力なども人間を変える。瞑想を通じて変わった場合とほぼ同じ境地に達することができるという。困難の克服により誰もがゴータマの境地を体験できるのだ。後半にはゴータマの珠玉の言葉が列挙されている。最も心惹きつけられたものは「風に逆らわず香れ。」よい人の香りは風に逆らい全てに向かって香っていく。

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2014年06月26日

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