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Posted by ブクログ
作者は一人で俳句を作っていたが、人から誘われ句会へ出るようになって別の世界が開かれた。そこでの世界・・・句会、投句、選句、兼題、席題、吟行・・・とは?から、その時々に悩んだこと、苦労したこと、失敗したことが実体験に沿って語られている。
また、作者が「文庫版あとがき」で言っているのですが、「江戸時代の俳句に興味を持ち・・・(略)・・・明治以降の俳句の歴史についての素養が、私には欠落していた」
かくいう私も今年の4月から俳句を作り始め、この言葉は実感しています。芭蕉のいた時代の俳句と現代の俳句は全然違うという事が肌身で感じている今日この頃です。
これから俳句を始めようとする人には、身近な疑似入門体験としてお勧めです。