あらすじ
「総フォロワー68万人超!」「SNSで物言う株主」が教える企業成長性の目利き術 株で儲けたければ、まず社長を知らなくてはならない。これは、投資の鉄則である。特に創業オーナー社長の場合、その人個人の考え方や性格、価値観が会社全体に色濃く反映される。いまやSNSが普及して、一般の人も「社長の言動」を見聞きできる時代。その社長がどんな環境に生まれ、どんな思いや価値観を抱いて経営しているのかを理解し会社の行き先を見定めることは、投資に限らず、就職・転職、営業・コンサルなどビジネスシーンに大いに役立つはずだ。本書では、堀江貴文氏や前澤友作氏らのもとで「社長の部下」として働いてきた著者の経験を交えつつ、アクティビスト(物言う株主)として「社長の上司」になって企業経営に積極的に働きかけてきた視点から、会社の本質を理解するためのポイントを伝授する。 ●序章 社長という人種を知る――会社を左右する「イズム」 ●第1章 まずは「プロフィール」を見ろ――社長の「価値観」 ●第2章 半径3メートルの人間関係から見える“危険”と“可能性”――社長の「本性」 ●第3章 組織という鏡が映す「マネジメントの器」――社長の「人徳」 ●第4章 「無自覚のモチベーション」が生む成長と暴走――社長の「心理」 ●第5章 外側から覗くリアルと演出――社長の「危機管理」
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Posted by ブクログ
”強烈な当事者意識”をもつ社長は、高いパフォーマンスを上げる
社長が会社の経費で豪遊していたら要注意
サラリーマン社長の場合、必ずしも強力なリーダーシップが求められない業態もある
優秀な社長は、晩年を迎える前に権限委護する
社長に物申せる存在がいる会社は大崩れしない
社長の経営スタイルは「出身地ならではの気質」に影響を受ける
社長の「出身校」から思考パターン、行動パターンを見抜ける
体育会のモテ社長は、スキャンダルを起こしにくい
商売人の家庭で育った社長は、経済的な苦難に強い
強烈な推折体験を持っている社長は、何度も這い上がれる
秘書を見れば、企業文化と社長の「本性」が透けて見える
ナンバー2のポジションに社長の息子や娘を置いている会社は危ない
創業オーナー社長は早い段階で子どもを入社させるべきだが、サラリーマン社長が子どもを入社させるのは危険
夫婦経営でうまくいっている会社はごくわずか
結婚や家庭を力に変える社長もいれば、身を滅ぼす社長もいる
「円満」をアピールする経営者は家庭の問題を抱えていることが多い
成功する社長の奥さんは、鬼嫁タイプが多い
起業の理由にきれいごとを並べる社長は要注意
上場だけで満足できない経営者は「異端」であり、投資家が応援したくなる
社長の承認欲求を満たす商品やサービスは、市場では評価されづらい
ろくに確認をせずにハンコを押しまくる社長は、いつか足をすくわれる
利益で動く社長は、他人のことも利益で動かそうとする
ワインや読書の暗好から、社長の価値観が手に取るようにわかる
占いや宗教は社長の孤独感や使命感を表すが、健康法に過剰にハマる社長は、経営を客観視できない
決算説明会で話す人に注目すると、社内の力関係がわかる
ここぞという大ピンチの場面で社長が公に出る会社は居頼できる
ネットやSNSで叩かれ慣れている社長は、経営においてワンマンにならない
容姿の面で明確な弱点がある社長に人がついて来る
趣味を通して得られる社長の情報はあまりに多い
SNS投稿には「見せたい社長の姿」が見える
再生数が少なくても愚直にYouTubeを更新する社長は、経営でもやり抜ける人