【感想・ネタバレ】ふらっとアフリカのレビュー

あらすじ

特派員の肩書きもミッションもなし――
紙袋ひとつ持って「旧友たち」のもとへ。
今ひとたびの、灼熱大陸清貧一人旅。

コロナに罹患し、やっとのことで退院すると、まっ先に取材ファイルの整理に取りかかった。寝床で「あとはやりたいことだけやろう」と衝動的に決めたからだ。でもやりたいことってなんだ。この先何をしたいのか。はっきりしていたのは、アフリカを再び訪ねることだった――。
四半世紀前、特派員として足を踏み入れたアフリカの地。今回は、特派員の肩書きもミッションもない。「受け身」に徹して見えてきたものとは? 毎日新聞夕刊の人気連載「25年後のアフリカ」、待望の単行本化。

モロッコ、西サハラ、モーリタニア、セネガル、ガンビア、ギニアビザウ、ギニア、シエラレオネ、リベリア、コートジボワール、南アフリカ......23年ぶりに、アフリカに〈とっぷり〉浸かってみた!

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Posted by ブクログ

2025年出版。246ページ。海外記事の記者さんが筆者。アフリカに惹かれ、23年振りに60代になって再訪し陸路で延々。知り合い、或いは旅先で知り合った人の家に(或いは紹介してもらい)宿を借りながら、ズールー語習得なども。
ごく近い海外しか行ったことが無い・行きたいと感じて来なかった自分とは全く別の感じ方・価値観・考え方だ。下手な小説を読むよりも面白かった。日本で平均的に暮らしていれば、ほぼ当然と思えるような事も、全く様子が違う。互助の意識・習慣がとても強いというのは知らなかった。

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2025年12月12日

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