【感想・ネタバレ】小説作法の奥義(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

小説を書く。原稿用紙とペンを備える。机に向かう。しかし――何をどう書けばいいか、これが難しい。作品のアイデアはどこから湧いてくるのか。物語が躍動する登場人物命名法、読者を満足させる〈九合目の理論〉、書き出しとタイトルのパターンとコツなど文筆活動六十余年、生み出した小説は九百編を超える小説界の「鉄人」が極めた秘技を伝授! 創作を志す人必読のウィットに富む全十章。

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Posted by ブクログ

小説を書いてみたい、とそう思ったことが無いと言えば嘘になる。自分の表現を試したい、共有したい、感受させたい。そういった野心は持ち合わせている。

しかし、そうなのだ。何から手をつけていいのか、わからない。何を書きたいのか、わからない。お題に対して何か書けと言われれば、それとなく書けるような気はする。

ふと、手に取ったのは気まぐれかと思いつつも、潜在的な欲求があったからだと思う。

ところで、ここで書かれていたことについてだが、内容は面白いが、特に目を見張るような、新しい知見が得られたわけではない。なぜなら、こういった極意めいたものは既出のものであるからだ。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれ

人間の真理を既に吉田兼好が述べている。しかも冒頭も冒頭に。
敵わない。全く敵わない。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

筆者の小説は未読なのだが、説明が明瞭ですっきりしていて、きっと短編小説としてもきれいにまとまっているのだろうなと想像できた。内容としては、「奥義」と銘打つ程には作法を具体的に解説しているわけではないけれど、エッセイとして面白かった。

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2026年01月11日

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