【感想・ネタバレ】ビクトール・フランクル 絶望の果てに光があるのレビュー

あらすじ

絶望に効く心理学。「生きる意味」を問い続けた心理学者ビクトール・フランクルの言葉。待望の電子書籍化!
「苦しんで、苦しんで、苦しみぬけ。絶望の果てにこそ、暗闇の中に一条の希望の光が届けられてくるのだから。」—ナチス強制収容所から生還し、そこでの発見を心理療法家の視点から記述した不朽の名著「夜と霧」の著者として知られるビクトール・フランクルの、魂に響くメッセージ集。フランクルの思想のエッセンスを解き明かし、悩める現代人を力強く導く人生指南書です。
ビクトール・フランクル:1905年オーストリア生まれのユダヤ人。「生きる意味とは何か」を求めて精神科医になる。独自の方法論「ロゴセラピー」を確立し、人生に絶望した人間が生きる意味と希望を取り戻すことへの援助に生涯をささげた。主な著書(邦訳書)に『夜と霧』『死と愛』『それでも人生にイエスという』『苦悩する人間』などがある。1997年没。

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Posted by ブクログ

名著『夜と霧』の著者フランクルの言葉を集めた本。
フランクルの哲学を自分の言葉で解説することを極力控えて、フランクル自身の言葉をもって伝えようとする著者の真摯な姿勢が素晴らしいと思いました。

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2013年11月29日

Posted by ブクログ

あなたが人生に絶望しても人生があなたに絶望することは決してない...、
人間は生きていると自分の人生の価値を決めたがるって書いてあったけど、本当にその通りで私も無意識のうちにそうしてるなぁって感じる。
私は人生は苦労することの方が多くて、つらいって考えてしまう。で、絶望する。この先なんてないんじゃないかって。でもこの一瞬の楽しみがあるなら、生きることもそう悪くないって思える時もある。

悩むのも、絶望するのも周りの目を気にしすぎてたり、思いが伝わらなかったり、自分自身に過度な期待をしすぎてたり色々なんだと思う。
でもそんなことは気にしないで必然や偶然、縁によって巡ってきた目の前のことに一生懸命取り組むことが大切なんだってフランクルは教えてくれた気がした。

そして幸せを見つけようとすることも輝かせようとすることも要らない。ただ無我夢中になれるものに一生懸命取り組む。このことは新しい、逆転した考え方で新鮮だった。観客が見えない中で人生という演劇をしなければいけない状況はつらい。しかし人生が問いかけてくることに対して常に答え続ける人にはご褒美がある。それが幸せなんだろうなって思った。

私の人生を変えた一冊。

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2019年04月14日

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