あらすじ
泣き虫姫が宮廷一のプレイボーイを籠絡!?
「私のこと、好きになって下さいっ!」ある理由から、花盗人(はなぬすびと)と呼ばれる宮廷一のプレイボーイ・アロイスを籠絡(ろうらく)することになったフリーダ姫。外見だけはアロイス好みの大人びて遊び慣れした美女に見えるものの、その中身は泣き虫で純情な少女。そんなフリーダのあまりに危なっかしい誘惑に、本気の恋をしないはずのアロイスも次第に調子を崩されて!? 蕾(つぼみ)の姫君と華麗なる花盗人の、ままならぬ恋の行方は!? 大団円の王道ラブコメディ!
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
「ご主人様なシリーズ」の最後は、最初っからいい脇役だった、花盗人のアロイスと前巻の主人公、ティアナのお友だちとなったフリーダ姫です。
兄の太子ディートリヒから、アロイスを籠絡した上でこっぴどくふるという特命を受けたフリーダ姫が、がんばってアロイスを誘惑?しようとしますけど、恋愛初心者で真面目なフリーダが一生懸命なのが、かわいいです。
アロイスもさすがにフリーダの罠にははまりませんでしたけど、ほっとけない感じで、構っているのを見る限り、妹への扱いじゃないよなぁと。
そんな二人の仲が進まない(アロイスの自覚が足りない?)のを見てか、ディートリヒの最後の追い込みはすごいです。さすが腹黒兄。フリーダには当て馬グスタフを与えてアロイスから身をひかせ、アロイスには急に素っ気なくなったフリーダを見せて、もやもやさせて、最後にはアロイスからフリーダへ求婚させる。かなりの策士です。
ところどころにアロイスの心情も書かれていて、やっぱり男性側の心情もあると、よりいいですよね。
このシリーズはなかなか面白かったです。