あらすじ
子どもの自力を自然と育み、親子関係をハッピーにしてくれる育児術
癇癪持ちの娘の育児に行き詰まった、科学者でありジャーナリストでもあるマイケリーン・ドゥクレフ博士。
いま主流の育児法に疑問を抱くようになった彼女は、
娘を連れてマヤ族やイヌイット族などの伝統的な子育て文化を訪ね歩き、
怒鳴らず・押しつけず・信頼と協力に満ちた育児の知恵に出会います。
そこで見つけたのは、親も子も心地よく過ごせる"シンプルでポジティブな子育て"。
子どもを管理しすぎず、自然に自立を促すヒントが満載の子育て術とは。
現代の育児にモヤモヤし、自信をなくしている親にこそ届いてほしい一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
西洋の子育てが、種としての人間本来の子育ての仕方からかけ離れているという内容。西洋の子育てと言うが、日本も同じ。
良かれと思ってやっていた事が、どうして裏目に出てしまうのかがわかる。TEAM子育ては、放任主義とは根本が異なる。
自分は、「コントロールをやめる=放置」になってしまってゼロか百かみたいにしかできなかったけど、全く違うアプローチがあることを知った。子どもに、感情的に成熟して欲しければ、自分がそのモデルを示すということかな。
アロペアレントを自分も持ちたいが、なかなか難しいだろうな。でも、できることは沢山ありそうだ。とても忍耐が必要だけど、子どもがこの世界でも生きやすくなるように頑張ろう。
10代の子ども相手でも同じだと言っているが、やはり、幼児相手とは違う気がする。具体例を沢山欲しい。
Posted by ブクログ
●核家族化によって「親の過干渉と孤立」が行き詰まりを見せる西洋型(WEIRD)の子育てに対し、世界各地の先住民族が実践する「TEAM」子育てというアプローチを紹介した本。
●より良い子育ての手法を学ぶ。→練習+モデル+承認のフレームワークを実践していく。
●「叱らない・ほめない・コントロールしない」という一見、放任にも思えるタイトルだが、その本質は「子どもを未熟な保護対象として分離するのではなく、一人の自立した『共同体のメンバー(仕事仲間)』として大人の世界に迎え入れる」という関わり方だ。正直、この本で提示されるアプローチは、まさに目から鱗であった。 Togeterness(共に過ごすこと)、Encourage(励ますこと)、Autonomy(自立)、Minimal interference(最小限の干渉)の4つの要素がTEAM子育ての根幹となるのだが、それを実践する具体的な手法も書かれているので、少しずつ実践している。新しい育児を示す本として素晴らしいと感じたが、一つ不満がある。本書では、アコメディードというTEAM子育てにとって重要だと思われる言葉が出てくるのだが、自分は「周りに注意を向け、自発的に行動すること」と解釈したけど、それが何なのか著者による説明がないのが残念だった。