あらすじ
あなたを成功へと導く叡智(えいち)がここにある。
“心の力”で、成功をつかめ。
その成功が、世界を発展・繁栄の光で照らす。
・自分の持っている能力を
世の中への愛のために使えるか
・「個人としての成功」と「組織型の成功」の違い
・積み重ねたものが「自信」となり、
「未来を引き寄せてくる磁力」となる
・成功の範囲を決める「人間としての信用」
・現代を生き抜くために必須な「メディア・リテラシー」
・悪い環境を言い訳にする
「ザリガニ型」人生から脱するには
・「どれだけの責任が取れるか」
――それが、器の大きさ
・最後に仕事をするのは「人格力」
・「結果の平等」ではなく、「チャンスの平等」を
・補助金まみれの「大きな政府」は、なぜだめなのか
目次
第1章 成功をつかむ発想法
─個人と組織の両方で成功するための秘訣─
第2章 未来を引き寄せる着想力
─誠実な人柄が生み出すものとは─
第3章 人の器が仕事をする
─『人格力』講義─
第4章 日本と世界を繁栄させる秘策
─『繁栄思考』講義─
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Posted by ブクログ
これはなんらかの組織に属している人たちへの必読書だと思いました。
この本を通して一貫してることは
「人柄や人格力、器が仕事の大きさを決める」
ということ。
①成功するにはまず「人に好かれる」こと
好かれるためには、「明るく前向きな態度を持つ」こと。事業においては、「成果は全部外にある」と肝に銘じること。伝道においては「ほめ上手」であること。人間は自分に好感を持ってくれる人に対しては同じく好感を持つもの。
唯物的には計画や努力もあるが、信仰がもう一段の発展力を持っており、信仰心がすべての発展のもとになることを強く信じて日々の活動に生かすことが大事。
②誠実さが未来を引き寄せるための力。
成功を収めようとするなら自信が必要。勉強に加えて、勤勉力、周りから得ている信頼感、評判などの「自分自身への自信」が「未来への成功の核」になる。そして、人としての信用の範囲がその人の成功の範囲を決める。信用の基礎が誠実さ。「誠実であり続ける」ことがとても難しい。また自分のあるべき姿を考える際、情報に左右されないようメディアを読み解く力「メディア・リテラシー」が必要。誠実さは宗教的な信仰から出てくるもの。「燃えるような信念」と「情熱」と「行動力」を持ってやっていくことがあらゆることの成功である。
③人格力が仕事をする。
多くの人々の役に立ちたい、よりよい人生を歩ませたいという希望や「多くの人々を愛している心」を持っている人のところには、数多くの情報のなかに隠れた砂金を見出せるようになり、そういう智慧が引き寄せられるように集まってくる。トップに器や徳や愛の力がどれだけあるかでお客や信者が集まるかどうかが分かれる。「自分の器をつくる」努力をしているとだんだんに隠せなくなってくる。勇気や気概があるか、判断力、決断力はあるか、自分都合でなく感動や喜びを与えたいと思えるか、無欲の大欲を持っているか、胆力が据わってるかどうか、そういう器をつくろうと自分自身を磨くことができるし、大切なことである。
また、外してはならないこととして、組織には「継続性と発展性」がなければ消滅するということ。
常に今しようとしてる企画や試みには「継続性と発展性」があるかチェックし、組織が発展し続ける体質にしていくこと。
この本は非常に大事な本でした。
もっと多くの人に読んでもらいたい。
『人格力』か『繁栄思考』を添えてプレゼントしたい。
読んでいただきありがとうございました!