あらすじ
【戦後80年記念出版】
怒濤の工作を一気読み
偽りの日中友好を
一刀両断1000ページ
米国を含めた全世界が中国の脅威に直面する今、戦後80年を振り返って真に人類に懺悔すべきは中国共産党だと断言する——櫻井よしこ
著者が四半世紀以上にわたってその危険性に警鐘を鳴らし続けてきた異形の大国・中国。本書は、尖閣諸島・東シナ海ガス田への中国のサラミ戦術と日本の無策を約20年間追った圧巻のレポートを皮切りに、戦後日本があらゆる工作によって中国に呑み込まれようとしている現実をリアルタイム実録で明らかにする。
嘘とカネ、無法・恫喝・人権蹂躙を武器に日本と世界を攻撃し続ける中国、彼らに媚び、舐められ、騙され続けている日本の親中派の嘘と罪を告発する著者の集大成、1000ページ決定版。
中国共産党こそが戦後史の加害者だ
【著者略歴】
櫻井よしこ(さくらい・よしこ)
ジャーナリスト。ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTHNEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターを経て、フリー・ジャーナリスト。1995年に『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中央公論)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、1998年に『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞。2011年、日本再生へ向けた精力的な言論活動が高く評価され、第26回正論大賞受賞。2007年「国家基本問題研究所」を設立し理事長、2011年、民間憲法臨調代表に就任。2012年、インターネット動画番組サイト「言論テレビ」を立ち上げ、キャスターを務める。
著書に、『親中派の噓』『赤い日本』『安倍晋三が生きた日本史』(産経新聞出版)、『何があっても大丈夫』(新潮社)、『迷わない。完全版』(文春新書)など多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
p.79 防衛大学校国際関係学科の村井友秀教授は、"中国はソ連のような共産主義を基盤として成立した国家ではなく、"抗日"という言葉に凝縮される反日民族主義を立国の基盤とするからだと説明する。"
悪の代名詞としてナチスという語が使用されることがある。多用するのはリベラルとか左翼とかアカとか呼ばれる人たち。
大罪人の筆頭としてヒトラーが有名である。なにをもって大罪人とするか。犠牲者の数で言うとヒトラーですらスターリンや毛沢東の後塵を拝するのだが、戦勝国()が言うことなので覆ることはない。
21世紀も四半世紀がすぎ、第二次トランプ政権の樹立がきっかけとなって、リベラルといわれる人たちの実態が鮮明になってきた。ナチスの代わりにアカ、ヒトラーの代わりにスターリンやプーチンや毛沢東と言いはじめてもいい頃合いなんじゃないかと思う。
往々にしてジャーナリストに感じる気質であるが、櫻井よしこもまた主観的すぎる。悪くいえば自己中である。
列車の事故でアナウンスが何度も繰り返されたことに対して、謝罪しすぎだし、繰り返されすぎていやになったという。駅というのは絶えず人の出入りが発生する場所で、到着したばかりで事態を知らない利用者が存在することは常にあり得る。そのために繰り返しアナウンスが必要だとは考えられないのか。結論ありきで語る癖があるか、視野が狭いか。本書を通じて感じた氏の感性は、総括するとそのようになる。
加えて、以前に述べたことに対する訂正や反省はない。これも日本のジャーナリズムの特徴だ。状況が変わったのなら意見を変えたっていい。しかし、論調が強いので、言い切ったくせに今さら意見変えるんですかとなる。客観的な事実だけを述べ、コラム的に私見を述べるなら、こうは思わない。事実は事実、主張は主張、切り分けられる。混ぜるから訂正できなくなる。私見を交えて断言し要求し見下してくるので、それを押し通すための切り取りや報道しない自由がなされていないだろうかと気になる。意見が保守的であっても、都合の悪い事実を隠さない理由にはならない。具体的には、国交省に属する海保の充実が必要と述べるくせに当時連立与党であった公明党には対する当たりは全般的に非常にマイルドであり、ないに等しい。中国を擁護したオバマやバイデン政権の米国に対する論調は煮えきらない。知らないからなのか、知らないフリなのか、忖度があるからなのか。伊藤穰一系の。
現代中国の国家の性質を人種や歴史に求めて、国家にではなく、人民に帰するような記述をする。共産主義に帰すると思われることを、歴史や人種に置換している。このやり方は中国と同質である。
2015年にNHKの偏向報道について言葉を濁さず言い切っていることは評価に値する。中国でNHKが受信できること、中国に都合の悪い報道がなされると中国では遮断することを述べている。
2020年頃から論調がやや変わった印象がある。どこかへの忖度がなくなったかのような。
P.207 学術会議は中国の犬と言い切っている。
p.513 『殺劫(シーチェ)チベットの文化大革命』
著者の中では、鳩山、菅、野田>>福田康夫というランキングらしい。繰り返し悪しざまに言われるのは福田康夫。民主党総理には遺憾砲。