【感想・ネタバレ】魔法少女かずみ☆マギカ ～The innocent malice～ 5巻のレビュー

Magica Quartet / 平松正樹 / 天杉貴志

ついに黒幕の正体が明かされ、また少女たちの前にキュゥべえが姿を現す。黒幕と対決し、新たな一歩を踏み出すためにかずみは魔法少女へと姿を変える。果たしてかずみの「祈り」とは―――大人気「まどか☆マギカ」オリジナルスピンオフ、堂々の完結巻!!

[ブクログ · ★★★★★]

表紙見て違和感感じてたけど、かずみはまだ契約してなかったという事実は盲点だった。
ジュゥべえの本当の真実が判明してびっくりした。

ラストシーンはいずれ魔女になることを考えると複雑な感じ。

[ブクログ · ★★★★☆]

怒濤の展開から続く最終巻。まどか☆マギカでは、まどかは人から人ならざる者になりました。かずみ☆マギカではかずみは人ならざる者から人になりました。ほむらはまどかを救うために時を繰り返し、プレイアデスはかずみを棄てることを繰り返します。逆転した構造を持っているのかな、と朧気に思ったら後書きで平松さんが「まどかと逆のこと」をやろう！という着想だったと語っていてやはり、と思いました。まどかは魔法少女の希望の守護者になりました。かずみは魔法少女の希望の体現者になったのだと思います。この二つの物語を合わせた時そこにどんな物語が生まれ得るのか、再読しながら考えてみたい、とも思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

正体を現した黒幕の前に、次々と散りゆくプレイアデス星団。魔法で閉ざされた箱庭の街に遂に姿を現したインキュベーター・キュゥべぇ、ヒュアデスによる新世界を望む者と戦うかずみ。もう一つの魔法少女物語、終幕。