あらすじ
そのUI、なんとなく作っていませんか?
センスのみに頼らない論理的なUI設計の方法
本書は、ソフトウェアにおけるユーザー体験の向上や開発効率の向上に欠かせない「構造設計」についての解説書です。
UXリサーチの成果をUIのモデル設計に活かす方法、概念構造やナビゲーション構造の組み立て方、レイアウトやインタラクションの構築に活かせるさまざまなデザインパターンについて、筆者が提唱する「モデルベースUIデザイン」の基本プロセスに沿って、実例をもとに解説します。
UIを構造的に捉え、モデルベースにデザインするための具体的な方法論が身につく一冊です。
<デザイナー&エンジニア必携>
■読者が得るもの、解決できる課題:
-UIデザインにおける構造設計の価値を理解できる
-ソフトウェア開発と相性の良いUIデザインの方法を学べる
-UIを論理的に設計する方法を学べる
-ビジュアル要素以外でのUIの評価観点を学べる
-UIデザインにおける情報設計・IAの応用の仕方を学べる
-UXリサーチの成果をUIデザインに活かす方法を学べる
■UIデザインに構造設計が不可欠な理由:
-ユーザー体験の向上
-概念オブジェクト起点によるナビゲーション設計の実現
-デザインとしての拡張性の向上
-開発チーム内での目線を揃え、開発効率を向上
■読者対象:
-UIデザイナー、Webデザイナー
-ソフトウェア関連のエンジニア、ディレクター、PdM、PM
-UIデザイン業務に携わっている方全般
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
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Posted by ブクログ
Webも含めたアプリケーションのUI設計方法についての解説書。
ペルソナモデルや行動シナリオといったUXデザインの成果物をインプットとして使えるフェーズから先の設計プロセスについて考え方や方法論が記載されている。
学びになる情報はいくつかあったのだが、そもそもタイトルにもなっている「モデルベース」のコンセプトやユニークネスを把握しにくい。「モデル」という用語も途中からあまり登場しなくなったような。例えば「モデルベースUIデザイン」と対立する概念は何になるのだろうかと考えてみてもよく分からない。
とは言え、
・ユースケースからタスクと概念モデルを洗い出す
・概念モデルを接続するナビゲーションを設計する
というあたりは今後改めて意識しながら設計していきたい。
改めてではあるがモードとモードレスの話はUI設計に関わるものは皆読んでおくべきかと思われる。