【感想・ネタバレ】幸福作法 人生に満足できる50の具体例のレビュー

あらすじ

あなたは今、人生に満足していますか? ハッピーに生きるためには、特別なことは必要ありません。この50の作法を意識して行動すると、毎日が楽しく心が満ち足りてきます。例えば、「イヤな人とつきあうには、“ノー”をはっきり言おう」。社会では、苦手な人ともつきあう必要がありますが、イヤな思いをしなくてすむ方法があります。ポイントは、(1)逃げない (2)ノーをはっきり言う (3)礼儀正しくする。遠まわしの“ノー”は、あとでエネルギーを要します。礼儀正しくすることが、面倒を省いてくれるのです。他にも、「相手の職業・年齢を聞かないで話をしよう」「みんなが話しかけない人に、話しかけてみよう」「習い事のつもりで、仕事をしてみよう」「見えないところを、ほめる」など、幸せの素となる作法を開陳。幸福をつかみたくてがんばっている人、成功していてもハッピーでない人、大事な人に幸福をプレゼントしたい人に、最適の1冊。

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Posted by ブクログ

幸せだなと感じるヒントを知りたくて読書。

他の人のレビューを読ませてもらうと同じ1冊の本なのに氣づきは違うんだなと改めて思う。

本書の氣づきは、数箇所に登場するが、
ネガティブな人にポジティブを押しつけないことです。(p105)

人は関係が近くなればなるほど、相手に理想という期待を投影していく。その期待を少しでも裏切られたと感じるとガッカリしたり、怒ったりしてしまう。

同じようにこうなってほしい、こうあるべきだと一方的な期待をかけて、相手を変えたいと思いがちでもある。しかし、人間は他人を変えることはできないという不変の原則を思い出す必要がある。

ネガティブな人は住む世界が異なり、その世界の住人であることが心地がよいので、ネガティブな世界を選んでいる。

色々な本、色々な考え方があると思うが、著者の表現は非常にスッキリとしていると思う。

そんな余計なお節介をやりがちな性質を自覚し、その人の住んでいる世界を早めに判断して、対応できれば人間関係はもっと双方にとって幸せなものとなると思う。

感情移入して、驚いて聴いてあげて共感し、最後は笑顔で会話を終える。そして、例えイヤな人であっても、意識して、マナーよく、礼儀正しく対応する。

相手の年齢、職業を聞かずに楽しく会話するのは今の自分のコミュニケーションスキルでは難しいと思うが、挑戦する価値がある内容だと思う。

読書時間:約25分

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2010年11月27日

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