あらすじ
70年代の象徴・山口百恵のアンチテーゼとして80年に登場した松田聖子。二人のデビューの背景、衣装、歌詞、結婚観などを分析し、50歳となった今もなお女性たちを惹きつける「松田聖子」を読む。『結婚の条件』の小倉千加子が、二人の傑出したスターを通して現代女性の生き方について鋭く考察するフェミニズム入門書にして、徹底的な検証に基づくエンターテイメント・超アイドル論!
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Posted by ブクログ
前半は山口百恵論である。松田聖子を語るには、まず山口百恵なのである。でも単純なアイドル比較論じゃないところが小倉先生。そこはやっぱりフェミニズムの本なので、注意が必要です。歌詞と本人は別だろという突っ込みはナンセンス。パロディなのだと先生もおっしゃっている。ゲラゲラ笑いながら、「貴女の生き方について」語る言葉を持てと挑まれている。