あらすじ
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現代人の誰もが抱えるであろう「やったほうがいいのに、なぜか動けない」という悩み。
その正体は、やる気や意志の弱さではなく、脳と心のしくみ、そして時代背景にあることがわかりました。
本書では、心理学・脳科学・社会学などの知見をベースに、世界各国の論文や研究を引用しながら、
「行動したい心」と「動きたくない脳」の構造を解き明かし、誰もが“最初の一歩”を踏み出すための具体的な術をお伝えします。
【目次】
はじめに 私たちは、「行動できない時代」に生きている
第1章 「動けない」には理由がある
第2章 小さな一歩を後押しする科学
第3章 行動し続ける自分の育て方
おわりに 未来はわからないからおもしろい
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Posted by ブクログ
とにかく打席に立つ。
失敗してもそこから学びを得られれば良い!という気持ちで仕事、プライベートでの挑戦をしてみようと感じた。
一番ダメなのは挑戦せずに足踏みしてしまい、後々後悔することだ。
後々後悔するぐらいならば今やる方がいい。
まさに今でしょ!!!だな。
他人の真似をして行動するハードルを下げる考え方には共感できた。
上司や友人、または偉人の真似をして行動するハードルを下げようと思う。
後は、他人にどうみられるかとびくびくしながら発言したり、挑戦をためらう必要はないと感じた。案外他人はどうでもいいと思っているし、一瞬なんか思われるかもしれないが、その後コロリと忘れるので人の目は気にしないことにする。
最近ビジネス書を読みだして、『今悩んでいること、どうすればいいかわからないことを解決するための本を読むといい!』と気づいた。
今まではただやみくもに読んでいたが、最近この心構えで読んだり、探したりするとみる世界が変わったことに気づいた。大事だな。
分からないからこそ面白い。という考え方は、常々俺が感じてきた考えと一致しているので、これからはその思いを全開にして生きていき、変化成長していく人間になるぞ!!!!!
『ホームランのように派手な一発ではなく、ヒットや盗塁といった「打席に立つ」「塁に出る」という「やってみた数」をコツコツと積み重ねることで、世界のトップレベルに到達した選手もいます。』p.10
『しかし、「量」を追求することは、単なる精神論ではありません。やらずに悩んで時間だけが過ぎていくよりも、実際に働いてみて、たとえ失敗してもそこから得られる経験や知見を積み重ねる。それは、人生の可能性を確実に広げていくための戦略なのです。』p.11
『この結果は、人間がほんの小さなきっかけさえあれば行動できる存在であること、そして、動き出してしまえば、人間はできるだけ後悔しないように行動していくので、結果として満足度も高くなることを示しています。』p.48
『人は短期的にはやった後悔を強く感じるが、長期的にはやらなかった後悔の方がはるかに大きく残る』p.49
『自分が感じているほど、他人は自分の失敗や振る舞いに注意をはらっていないのです。』p.63
『逆に言えば、失敗を「能力の欠如」ではなく、「過程の一部」として捉えられるように慣れば、挑戦を続けるエネルギーを取り戻すことができるのです。』p.93
『失敗を減らすよりも、失敗から立ち上がる仕組みを持つことの方が、人生においてはるかに重要だということです。』p.97
『たとえば、人前で何かに失敗しても、「周囲の人は自分ほど気にしていない」という前提に立つことで、堂々と振舞いやすくなります。結果として、実際の印象もよくなり、自身にもつながります。』p.111
『とりあえずやってみる。その一歩が、人生の選択肢を確実に広げてくれます。』p.146
『明確な目的を持っいる人の多くは、初めから明確な目標があったわけではなく、行動の中で意味づけが深まっていった』p.149
『毎日目標を1つ達成する習慣がある人は、ストレスに対する耐性が高く、幸福度も平均より22%高い』p.161
『また、現状にとどまり続けることは、実は「変化していく環境に適応しない」という、非常に高い代償を伴うリスクなのです。』p.239
『これらを通してこの本でずっと伝えてきたのは、「完璧じゃなくても、どれだけやってみたかが人生を動かす力になる」ということです。』p.246
『でも、わからないからこそ、おもしろい。おもしろいからこそ、あえて飛び込んでみる価値があるのです。』p.246