【感想・ネタバレ】牛肉安全宣言 BSE問題は終わったのレビュー

あらすじ

牛のBSEは検査によって見つかるか? そうではない。発病の時期、検査技術の限界から、半数以上は見落とす。では「BSE対策の決め手」は何か? それは飼料としての「肉骨粉の禁止」と、食肉としての「特定危険部位の除去」だ。先進国はすべてこの方法で「牛肉の安全」を確保している。日本だけが「全頭検査」という根拠のない「安心対策」を義務づけて、年間30億円を無駄にし、輸入を制限しているのだ。著者の唐木東大名誉教授は、国際的にも著名な「食の安全」研究の第一人者。その学究の人が、内閣府食品安全委員会の専門委員として淡々と「科学的な常識」を口にしたとたん、国会や市民団体、マスコミから、未曾有のバッシングを浴びた。本書は「BSEパニック」の一部始終を目撃し、自らも騒動の渦に巻き込まれた著者が、満を持して書き下ろした「BSE騒動の舞台裏」。日本は早く「全頭検査」をやめなければいけない。BSE問題は終わったのだ。

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Posted by ブクログ

横山裕美先生の授業で教えてもらった本。狂牛病の話なんか全く興味なかったけど、政治家と消費者団体のアホさがよく分かる。いい本だけど、売れないよな。もっと広めなきゃいけない本。ただ、ちょっとこの人の自分の話が長いかな。

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2010年09月29日

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