【感想・ネタバレ】[新装版]美しい人に 愛はほほえみからのレビュー

あらすじ

自由と自分勝手を混同し、自分さえよければいいという風潮が蔓延している昨今、私たちは人と人との温かいふれあい、人の身になって考える思いやりの心など、大切なものを忘れかけてはいないでしょうか。幼い日、2・26事件で愛する父を目の前で失い、母の反対を押し切ってキリスト教に入信し、修道院へ。そんな自らの体験を通じながら、人としてあるべき姿とは、美しく生きるとはどういうことかを、飾らない筆致で綴った宝珠のエッセイ集が、発刊から35年の時を経て、装いを新たに復刊。「愛される一番の近道は、自らが愛情深い人になること」「しあわせは、求めるのではなく自らの力で作りだすもの」──よく生きるための真実がここにあります。
【渡辺和子 先行配信作品(2012/12/10より1ヵ月間)】

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Posted by ブクログ

ネタバレ

(美しさの三つの条件)……・いつもにっこりと笑うこと。・自分のみにくさを恥じないこと。・人の身になって思うこと。
(教師のひとりごと)……覚えていてほしいのが自然の情ではあるけれども、生徒たちが自分を忘れるほどに卒業後の生活に生きがいを見出し、自分をこえて成長するのを心から喜べる人こそ真に生徒を思う教師であろう。
(しつけとおしつけ)……しつけにおいていちばんたいせつなことは、それがいつかは取り去られるものであり、しつけの意義は「かける」
ことにあるのでなく、取った後に美しい姿が無理なくあることだという点であろう。

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2014年11月27日

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