あらすじ
商社営業、写真家、植木職人。脈絡のない転職を繰り返した後に、渡米。帰国後は日本初のスクールソーシャルワーカーとなり、そして大学教授に。
迷い人の大先輩・山下英三郎が「どこへ向かうか途方に暮れている人たち」に贈る、救いの迷走エッセイ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「そうだなぁ」と感じる部分と、「そうかなぁ」と感じる部分と。
自分の中の考えが引き出されて、対話をするように読めました。
「問題をもっと丁重に遇する」という言葉が響きました。その観点はなかったです。
ホリスティックな見方を大切に、私は私の現場で実践を重ねていこうと思いました。
Posted by ブクログ
ソーシャルワーカー、その中でもスクールソーシャルワーカー(SSW)を目指す私にとって、著者のSSWの活動は大変興味深く読ませていただきました。
相手の思考・言動・希望を否定しないことから導き出される”良いんじゃない?”。一見投げやり感な表現だが、これは相手に勇気と希望を与えてくれる。
個人的には、SSWとして、モンゴルで活動されたことは、将来私も貧困国にSSWとして関わりたいと思う中、勇気をもらった。
アメリカの実習で関わった14歳の女の子の話は印象的で、一生懸命頑張れば、報われることを体現したストーリーだと感じた。
全体的に、時系列がバラバラで、全体的にまとまりのない構成である読みづらさがあった。その時々で感じた想いや思考を知るのは良いが、、、、
もっと具体的に、SSWのほか具体例や、至った経緯などを、深掘りはして欲しかった!