あらすじ
不死の能力「ファウスト」を持つ少女と、人々を眠りにいざなう「死に至る病」の使い手であるキルケゴールの戦いに巻き込まれた少年・直輝。彼が偶然手にしたのは、存在するはずのない「万物を斬る光の剣」で――。
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Posted by ブクログ
読み終わった後直ぐに思ったことは、どっかの神様達のうんちくを語りながらバトルしてる物語の哲学書版だなーと。プロットは凝ってて良いと思うけど、練り込みが甘い。キャラの掛け合いがコントっぽい上に解説し過ぎててタイトルとのギャップがあるが、なんだかそこが逆にスラスラ読める所だと思う。しかし主人公の芯が薄いので感情移入し辛いのが難点。取り上げられてる名著を読んだ事が無いので、解釈のうんぬんは書かれているままに受け取りしかなかったけど、その解釈から顕現する能力とかは説明もされていて納得は出来る。これからの成長に期待。