あらすじ
怒りは避けるべきものではなく、適切に扱えば自己理解や人間関係の向上につながる感情である。本書は、怒りの本質を解き明かし、怒りを押さえ込むのではなく、賢く活用する方法を解説。怒りの原因やコントロール法、相手の怒りを受け止める技術を学び、効果的に怒りを表現するスキルを身につける。より充実した人間関係と人生を築くための実践的な一冊。累計50万部突破、「プロカウンセラーの技術」シリーズ最新刊。
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Posted by ブクログ
アンガーマネジメントが流行ったり、ちょっと怒ると〇〇ハラスメントになったりで、上司も先生も親も怒りづらい。最近は「怒り=悪」という風潮になっているけど、本来怒りって自然な感情なのでは?と思っていて…
このタイトルの賢く怒るというのが気になって手に取ってみた。
読んでみて、自分の中のモヤモヤがすっきり!
まず、感情に善悪をつけることがおかしいんだと気付いた。マイナスの感情であっても、そのままを肯定し受け止める。でも、それは変化を求めて努力しなくていいということではない。この分離が私はうまく出来ていなかったなぁ。
そして、何かがうまくいかない時に「ダメだ!」と思うのではなく「ダメだな〜」とゆるく受け止める。このゆるさも大事だなと。
他にもカウンセラーならではの具体的な手法が書かれていて、参考になるものがたくさんあった。
怒りを抑え過ぎてしんどくなることがあるので、実践してみようと思う。