あらすじ
≪人が増えるほど、言葉が出ない≫
自分だけが話せない、あの居心地のわるさとサヨナラする本。
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こんな場面がなくなる本です↓↓
仲良しのAさんと2人で話しているあなた。
そこにBさんが加わってきました。
Bさんと楽しげに話すAさん。
「邪魔しちゃダメだしな」
「Bさんに関係ない話はしちゃわるいな」
話をさえぎってはいけない。
会話の流れを変えては申し訳ない。
そんな気をつかった結果、
なんだか話せない。言葉が出てこない。
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この本は、そんな複数の場で話すのがどこか苦手な人が、
どうすればうまく話せて会話が途切れず続くかを
科学的に分析した本です。
会話は脳を通じて行われます。
複数コミュニケーションの問題は、脳の処理能力の問題。
コミュニケーションと認知処理という視点から
「居心地の悪さの原因」「話せる状態」を考察します。
※本書は『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』を改題、加筆・再編集したものです。
【目次より】
序章 「3人」までなら話せるのに
1章 なぜ「4人以上」になると話せなくなるのか?
2章 「話を振ってもらえる」あの人の特徴
3章 「言葉が出てくる状態」に自分をもっていく
4章 無理なく話が続くコツ
5章 私が回す!? 上手に場を「仕切る」コツ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
4人以上だと話しにくくなるという
具体的かつ多くの人が悩んでいることに
ズバッと切り込んでいる
前頭葉と辺縁系のクセを知り、うまく付き合う
4人以上でなく、会話自身に自信がない方にも役立つと思う
Posted by ブクログ
ページを捲る手が止まらず、
イッキ読み。
転職先の会社ではまだまだ知らない人にたくさん囲まれる場面が多くて、
話を振られてもうまく返せなかったり、
会話が広がらなかったりして、もどかしい思いを抱えている。
この本にあるようないくつかのノウハウを元に
たくさん経験を積んでみたいと思う。
Posted by ブクログ
タイトルがあるある過ぎたので購入。
本書に書いてあった黙り出すと止まらないというのは、まさにあるある。それが悪化しすぎて複数人いると、最初からあまり話す気すらないあきらめムード。
色々なテクニックが書いてあったけど、要は気の持ちような気もする。鵜呑みにして自信持って試してみるのがうまく会話するためのコツかも。
Posted by ブクログ
中学生の息子が読んでいたので自分も読んでみた。さらっと読めて、納得できる部分も多く、話のネタにもなりそう。
複数人で話すときは特に、話し方を工夫するよりも、脳の処理能力を上げておくことが大事だというのはなるほどと思った。
[覚えておきたいこと]
☆ 人間の脳というのは選択肢が増え、処理が追いつかなくなるとストレスを感じる。有名な「ジャムの法則」(ジャムを24種類並べるより6種類並べた方が集客は少なくても購入した人は多くなる)もあるが、日常的には「3」と「4」の間にこそ脳の処理能力の壁がある。
☆新しい脳が古い脳より優位に働いていれば、感情に流されず冷静な判断ができるが、反対に、古い脳が新しい脳よりも優位だと、感情的になり冷静にものごとを考えにくくなる。
新しい脳である前頭葉と違って、古い脳である大脳辺縁系では話の主語が認識されないので、悪口を言うと、他人のことを言っているのに、脳は自分のことを言われていると感じてしまい、古い脳が優勢になる癖がつく。
☆ 「幸せ物質」と呼ばれるセロトニンこそ前頭葉を活性化してくれる正体で、思考力や集中力を高め、脳を話しやすい状態にしてくれる。
☆ 前頭葉を効果的に活発にしてあげることで、人は話しやすくなる。
→・手を素早くグーパーする。指回し。貧乏ゆすり。
・表情筋を動かす。ぶくぶくうがい、
・チョコレート、レモンティー