あらすじ
1872年に日本の新橋~横浜間で鉄道が開業してから150年余.その歴史と技術を多様な視点で今に伝える朝日新聞埼玉版の名物コラムを書籍化.てっぱくの副館長・主幹学芸員による解説は,車両や路線の変遷,技術の進化のみならず,「幕引き」「運転免許」「改札鋏」等の鉄道小話までわたる.写真満載のこころ躍る1冊.
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Posted by ブクログ
埼玉の鉄道博物館副館長と主幹学芸員さんが朝日新聞さいたま版に連載していたコラムを書籍化。
見開き2ページ内に1つのお話と写真が1枚収められていて、とても読みやすい。
文章が丁寧で押し付けがましくなく、『たぶん2人は鉄道が本当に好きで穏やかな人柄なんだろうな』と好感を持てる。字の大きさやフォントも好ましい。ジュニア新書は読みやすかった。
鉄道に関わってきた仕事人たちに尊敬と感謝。そして展示保存する大事さを再認識した。
大宮にオープンするときにSL運転シュミレーターを力を合わせて作った話も面白い。
鉄道博物館は新館を増設して面積が広がり、さらに進化を続けている。
本を読みながら新幹線の車内販売ワゴンが無くなったことを少し寂しく思った。冷凍みかんに代わって人気だというカチカチのアイスクリームが食べてみたくなった。