【感想・ネタバレ】結果を出して定時に帰る時短仕事術のレビュー

あらすじ

文具店には多種多様な手帳が並び、書店には時間管理のノウハウ本が溢れています。それほど、時間管理に関する悩みは尽きないもの。特に、ビジネスパーソンにとって、1日の大半を占める仕事の時間をいかに効率化するかは、死活問題です。
しかし、 実のところ、時間だけを管理しても全く意味はありません。なぜなら、時間というのは実体のないものだから。「時間を管理する」ということは、本質的には「行動を管理する」ことであり、「行動を管理する」ということは、「自分の価値観を管理する」ことだからです。つまり、まず「自分にとっての本当に価値ある活動」を明確化し、次に「時間という限りある資源をその活動へ投資すること」こそが、本来の時間管理なのです。
本書では、仕事効率化の達人である永田豊志氏が、最短時間で最高の成果を上げる「時短仕事術」を紹介します。単なる仕事効率化ではなく、「価値管理」をした上で生産性を高めるため、時間と行動をコントロールでき、仕事とプライベートのいずれをも充実させることができます。本書で提案する「時短仕事術」をマスターすることで、ワークライフバランスを保ち、価値ある人生を歩むことができるのです。

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Posted by ブクログ

 間が開いてしまったが、再び読書を開始することにする。最初の一冊はネットで紹介されていたこちらの本である。
 内容と図解がそれぞれ1ページの見開き2ページでポイントの解説があり、余りの明快さからはじめは半信半疑であったが、読んでいくにつれて有用さに驚かされていった。
 宮仕えのため、「勇気を持ってやらない」ということは出来ないものの、「2割の時間で8割の全体像を見せる」というパレート式仕事術を活用することで、時間の効率化を図っていきたい。(著者の意図とは異なっているが)
 平易に書かれているのでさらっと読んでしまったが、実際は深い内容なので再度じっくり読んで実践していきたい。

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2011年02月16日

Posted by ブクログ

ゴールまでの道しるべとして中間目標を設定する
スケジュールは常に監視し関係者と共有
15分単位で小さい目標をどんどん達成する

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2018年08月17日

Posted by ブクログ

ToDo・集中・情報収集・改善・効率化・知的生産・チームワークと仕事に関するほぼ全ジャンルを現在の状況を踏まえた分かりやすい説明に好感を持ちました。特に必ずイメージしやすいイラスト説明があるのも理解の助けになりました。布教本になりそうです。

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2014年10月14日

Posted by ブクログ

人生は短い。

マルチタスク。

to do は具体的に。

タイピングはやはり大切。

時間の投資は強みにあてろ。

一日二時間は将来のための時間に使え。

すきま時間は黄金時間。

お金を惜しまない。

道具にこだわれい。

オーディオブック。

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2012年10月05日

Posted by ブクログ

●なぜ、忙しいのに儲からないのか?
 スキル価値が超デフレかしているのに顧客要望は高くなっているため
 業務の効率化だけでは延命措置にしかならない
 ⇒本当にやるべきは、「顧客が求めている本当の価値とは何か?」を再検討すること
  × 商品、サービス
  ○ 価値
●Value、Action、Timeの順で管理せよ
 1.Value:まず、自分にとって「価値」のあるものを決める
 2.Action:価値を実現するために必要な「行動」を決める
 3.Time:行動を残された時間で実現するための「時間割」を決め、実行する
●なすべきことに集中するため、やらない勇気が必要
 ⇒「やらない」を明確にし、「やるべきこと」を責任を持って達成するほうが、結果的に信頼されるプロとなる
●時間管理のマトリックス
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 | | 緊急 | 緊急でない |
 |---------------------|
 | 重 | ① | ② |
 | 要 |放って置いてもやる|③の後回しに |⇒ 徹底的にやる
 | | |なりがち |
 |---------------------|
 | 重で| ③ | ④ |
 | 要な|重要でないのに② |余った時間で |⇒ 勇気を持ってやらない
 | い|より優先されがち |やるべきこと |
 -----------------------
 ※②が③より後回しになる人は、「重要タスクのトップオフ」が必要
 ※第2領域より第3領域が優先されると、将来大きな機会損失や脅威につながる
●理想の時間割
 基礎領域:現在の価値を生み出すために必要な基盤となる時間
      食事、睡眠、リフレッシュ時間
 付加価値領域:将来の資産を生み出す活動の時間
        勉強、人脈作り、資格取得
 業務領域:会社の決めた時間
 ※1日の時間からはまず、「基礎領域」、「付加価値領域」からトップオフする
 ※トップオフ:映画業界用語。必要経費をあらかじめ総興行収入から天引きし、残りを関係者に割り振る時に使う言葉
●睡眠時間は6時間はキープ
 ⇒「リモデリング」(寝ている間に約60兆個ある細胞のうち、1兆個程度が再生している)に一定以上の時間をかけないと、体調不良や老化が進んだりする
●プロの仕事は105%品質
 常に新しい方法を考え、改善を継続していく。どんなに担当業務が増えようとも、自分なりに整理し、取捨選択をし、求められる納期までに、求められる品質以上のものをアウトプットしなければいけない
 ⇒成功している人はみな、この矛盾を解決してきた人ばかり
●収入の5~10%を生産性向上のために投資する
 読書は一番ローリスクでハイリターンにつながる投資活動
 仕事道具は常に最高のパフォーマンスを維持できるものを選ぶべき
●やらないことの決め方
 どうしても生理的に受け付けないもの、自分の倫理観に反するタスクも排除する
 自らのゴール達成に一役買うものをタスクにする。そうでないものは除外する
●「やるべきこと」を具体化し、細分化する
 「6月のTOEICで900点を取る」など、目標は時期と具体的な数値を含める
 最終的には「1日あたり何をどのくらいやるか?」という詳細レベルまでドリルダウンする
●商談に行く前に、担当者や相手企業、業界情報などの概要をつかんでおく
 相手企業の最近のニュースリリースを見れば、直近の力を入れている分野がわかる
 CIAの情報源も80%程度は一般情報
●なんでもマルチタスクで生産性を高める
 集中力を必要とするタスクと必要としないタスクを同時処理する
 4B=バー、バスルーム、バス、ベッドはアイデアが思いつく格好の場所
●習慣化するためのしくみを作る=「ストリーム(流れ)を作る」
●パレート式仕事術=全体スケジュールの2割程度の時間で、8割程度の「見た目の完成」を目指す
★タスクは1日で完了できる大きさまで細分化する
 じっくり時間をかける作業も最大90分までにする
 同じ作業を継続して90分以上行うと極端に効率が落ちる
●仕事中でも、リフレッシュし集中力を高めるため、業務モードからプライベートモードにする
 短時間でリフレッシュする方法を身につけておく
●MECE(ミッシー):モレなく、ダブりなく
●仮説思考:問題を解決する際に、まず仮説を立て、仮説が正しかったら、という前提で調査を進め、計画を立て、実行する

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2011年07月07日

Posted by ブクログ

自分の価値観を決めて
する、しないを決めて
そして時短テクニックを使おうという話

ソフトバンククリエイティブの本は体裁が読みやすいねー

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2011年02月25日

Posted by ブクログ

時間管理を図解に合わせて説明していて、読みやすい本。

TQの内容をかみ砕いていて、ツールを知るには良い。

そもそもの時間の価値の考え方から始まり
生産性を上げるためのノウハウが載っている。

その中からいくつか紹介。

・todoリストの細分化、具体化

やるべきことを紙に書く人は多い。
でも、ちゃんとこなせている人は少ない。

なぜか。
リストにする内容に問題がある。

改善のポイント
リストに載せる内容を分割して、細かく分ける。
(最大でも90分、15分がベスト)
一つ一つの所要時間を記入する。
自分の使える時間に対して、順番、タスク量を決める。


・ITリテラシーを上げる

ITは苦手といって、遠ざけるのはもったいない。
なんでもかんでもIT化するのは、どうかと思うが
便利なものはどんどん使っていくべきだと思う。


最後に。
自分の生産性を意識するのが大切。

自分の時間の使い方を見つめ直し、無意識に無駄に過ごしている時間はないか、考えないと時間はどんどん過ぎていく。

人生有限。

忘れてはいけない真実。

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2010年08月23日

Posted by ブクログ

よく使うドキュメントはテンプレート化する、フレームワーク化する、PCのアクセサリソフトを活用する、クラウドwebサービスを使いこなす、ショートカットなど、「あ、これ使える」と思うtipsが詰まっていた。ちょっとのことでも積み重ねると大きい。それが時短につながるんだろうな。

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2010年07月29日

Posted by ブクログ

時間という切り口でビジネスにどう活かしてゆくかを9項目にわけて、短的に説明されている。様々な時間術の本があるが、それらを系統別に整理して理解しやすくなっている本です。
自分が実行出来ている、出来ていないのチェックにも役立つ。

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2010年07月27日

Posted by ブクログ

僕にとっては非常に使えると思ったタイムマネジメント本。
考え方の体系がとてもわかりやすくてスッと頭に入ってきた。
ちなみに左側に文章、右側に図解というのがまたわかりやすい。

中心となる考え方は時間を管理するのではなく、価値を管理するということ。
価値観があって、そのための目標があって、行動計画があって…。
大きなところからブレイクダウンしていく方式。

問題は最も大きなところ、自分の価値観とは何か?が定まっていないこと。
理屈の上でこれが一番大事なのはわかっていても、
「あなたの価値観は何ですか?」
そう聞かれても簡単には答えられない…。
この本では価値観を見える化する方法も述べられている。

そんな風に大枠を捉えつつ、
日々の仕事に役立つ情報も満載になっている。
to doリストの作り方なども、
具体化、細分化、数値化するなど、
詳細な方法を教えてくれている。

自分に合うやり方を採用して、
とにかくやってみながら、
あとは自分流にカスタマイズしていけばいいだろう。
その基礎になる本としてとても使えると思った。

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2010年07月22日

Posted by ブクログ

全体としては、生産性を高めるためには魔法があるわけではなくて、めんどくさいことでもコツコツ仕組み化・テンプレ化・優先順位付け・可視化などを積み重ねる必要があり、その一部を紹介している本という理解。再読な気もしたけど、あらためて読むと刺激を受ける。

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

第7章のITツールのところと、第8章がおもしろかった
実際業務の時短に役立つソフトなど、具体的な提示もあり参考になった

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2015年10月25日

Posted by ブクログ

・2割の時間で8割の全体像を見せる
・ToDoリストは具体化/細分化/数値化する
・情報はキーワードで集め、コンテクストを考える

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2015年03月20日

Posted by ブクログ

まあなんやかや具体的な工夫が書かれていて、無難なビジネス書。
たぶんマーケティングのために「時間」に絞ったタイトルになっているけれど、実際はそれ以外にもたくさんの事項がある。
見開きの図が見やすいってのが、類書との差と言っていいかな。

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2013年12月23日

Posted by ブクログ

知的生産性=(仕事の質×量)÷時間。時間を減らして価値を上げることが必要。40歳男性に残された時間は平均33万3000時間。

以下エッセンスの覚え書き。
自分が求める人生への「価値」からやるべきこと、やらないことを設定する。極論、自分の価値に繋がらないことはしない!
成果が部分最適で足し算になる組織ではなく、全体最適で掛け算になる組織作り。チーム全体としての生産性。
スケジューリングはパレート式仕事術、マイルストーン、細分化。
ToDoリストは具体化・細分化・カテゴリ化。15分サイクル、90分以内。
生き金死に金と同様、生き時間死に時間もある。単純な時短にあらず。
テンプレート・チェックシート・フレームワーク!
組織においては、時間意識の低い人が全体のボトルネックになる。

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2012年04月14日

Posted by ブクログ

「時間を管理する」ということは、本質的には「行動を管理する」ことであり、「行動を管理する」ためには、「自分にとっての価値や目標を管理する」必要がある

value、Action、Timeの順で管理する

2割の時間で8割の全体像を見せるパレート式仕事術

15分だけ集中する
ストップウォッチでタスクを測る

すきまアクションとじっくりアクションを分ける

物事のよい面をとらえる習慣
失敗したことの中でよかったことをピックアップする
1日の仕事やこれまでの人生を振り返りよかった点をピックアップする
よかったことに対して感謝する

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2010年10月11日

Posted by ブクログ

Googleの特殊検索例、仕事効率を高めるwebサービスやデスクトップアクセサリ などはためになった。

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2010年10月06日

Posted by ブクログ

ITを活用せよとの点が耳の痛いところ。
やらないことを決めろと言われても、勤め人にはなかなか厳しい。やはり物事のよい面を見るようにすることが大事か。

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2010年07月21日

Posted by ブクログ

この手の本を読み慣れている人には、目新しいものはないかも。それでも、様々な角度から時短に役立つノウハウが書かれているので、再確認の意味で読み直すのはいいかも。

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2010年07月18日

Posted by ブクログ

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効率的に仕事を進め、究極的には質の高い時間を過ごす為のtipsが山盛り。紹介されているツールや方法は使えそう。

ただし一回読めば十分。売ります。

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2010年06月26日

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