【感想・ネタバレ】サラリーマンだから貧乏ですが、なにか? 20代からのやさしい経済学のレビュー

あらすじ

サブ・プライムローンに、リーマン・ショック。経済大国アメリカでは、住宅ローン・家賃も払えず、自宅を失う人がたくさんいるのに、その原因をつくった会社は、税金で救われる。あれ? なんだかおかしいぞ? 翻って日本。ボーナスカットに就職難。さらにはデフレの進行。「厳しいときだからこそ、がんばるしかないじゃないか!」という前にちょっと考えてみてほしい。僕たちは、資本主義経済のしくみの中で暮らし、働く一方で、そのしくみのことを、よく理解しているだろうか? 理解していないとしたら、それはまるで、ルールを知らないままにゲームに参加しているようなものではないか? 経済のしくみを知らないまま大人になってしまった人たちに贈る、救済の書。 義務教育では教えない驚愕の経済メカニズムが今、明らかに! 主人公多喜二、エリナと一緒に「マルクん」の話に耳を傾けよう! 経済アナリスト・森永卓郎氏も推薦する若手ビジネスマン必読の書。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

資本主義社会の中でサラリーマンとはどんな存在なのかを考えさせられました。一方で当たり前のことでもあるのです

0
2010年06月21日

Posted by ブクログ

何も考えずにサラリーマンをしている自分にとって、今の生き方を考えさせられた一冊。筆者のテーマ「資本主義はいずれ崩壊する」といった考え方には驚かされました。でも、あながち間違った考えではないなと思います。
自分の社会的ポジションや、生き方、色々なことを考えさせてくれた本です。

0
2010年05月08日

Posted by ブクログ

マルクスが解き明かした資本主義の姿を、かなり大雑把に、しかし本質を分かりやすく説明している。 「壮大なねずみ講」というのが資本主義の本質であり、それを支えているのが労働の余剰価値=搾取である。 「もしドラ」のように小説仕立てなのかと思いきや、登場人物の掛け合いで解説するタイプの参考書みたいなのだったのは残念。 [more] ・資本主義の成長の源泉は労働による余剰価値 ・商品の価値は労働の量によってきまる=労働価値説 ・価値と交換価値(価格)は似て非なるもので、需給曲線は価格を決定する ・労働力(商品)と労働(その商品の効能)は別物 ・労働力の価値は生活費に等しい=労働の再生産に必要な費用

0
2013年03月16日

「ビジネス・経済」ランキング