あらすじ
ミリオンセラー作家が渾身の力を込めて書き下ろした、
どんな人生にも役に立つ30のメッセージ!
まず、次の5つの項目を見てみてください。
あなたはそれぞれ、前者と後者のどちらに近いですか?
・逆境に見舞われたときに力が萎えてしまう人と、力が湧いてくる人
・結果を出せても自信をもてない人と、結果を出せないときも自尊心をもてる人
・愛する人のことを信頼できない人と、信頼している人
・出会う人を競争相手だと見る人と、仲間だと見る人
・5年前の自分とあまり変わっていない人と、5年で見違えるほど成長した人
以上の5項目を見ると、「それぞれ後者の方が幸せで楽しい人生を実現しそうだ」
ということは想像できますね。
では、前者と後者の違いはどこから生まれるのでしょう?
後者のようになるための鍵を握っているのは何なのでしょう?
その鍵を握っているのが心眼力なのです。
そして本書を読み進めるにつれて、心眼力が高まっていくようになっています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人間関係
「心眼力」それは柔らかく燃えること、とある。特に人間関係を重視した生き方に「謙虚さ」「寛容さ」「思いやり」「優しさ」を持ち自信も持ち、一歩前に踏み出す行動を取ることだ、と言うこと。言葉力の「否定」より「肯定」、「悪口」より「褒め言葉」が印象深い
Posted by ブクログ
だいぶ前に読んだことがあったが
また改めて読み返した。
30代より40代、50代と年を
重ねていくごとに、心にしみる
文章が変わってくるんだなぁと。
忙しい毎日では、肉眼でみることは
あっても、なかなか心の眼を開いて
見ることできない。
月は半月になったり
三日月になったりして欠けているが
本当の月はまん丸でかけていない。
これを見るのが心の眼。
他人や自分に対して、できてない、
足りないと思うことがあるが
本当の姿をちゃんと、みなくちゃ。
存在してること自体が素晴らしく
自分にしか果たせない役割、
自分にしかない特長をもって生まれてくる。
つい日々の忙しさで忘れがち。
立ち止まり振り返る時間が、自分と対話する
時間であり、本当の意味で、一人になる
時間。こういう時間が大事だな。
頭で考えることに忙しく
心の声を、聞くひまがない人が多い。
自分もそうだ。
がーーーっと、景色もみないで
突っ走るのはもうやめないとね。
はっ!と思った一文
生活の中で発する言葉を、
一言ももらさず聞き続けている人は?
→それはあなた自身
「人間は自分の言葉に洗脳される動物」
発する言葉は、考えに大きく影響を与えてる。
私はいつも自分自身に
どんな言葉を聞かせてるのかな?
意識しないって怖いね。
Posted by ブクログ
この本は久しぶりにおすすめできる本の一つであると思っています。
自己啓発本というのか、生き方を考える本というのか、一言では表現しにくい本ですが、この本に出会えて、いろいろ自分を見つめ直す必要があるなと感じた本でした。
筆者が青春の時期にいろいろ悩んで、色々な本を読んで、考えられたいろいろな人生の生き方のエッセンスをまとめられた本だと思います。
自分という存在がすごく大切な存在であるということも感じつつも、他者も大切な存在であるということをつくづく感じました。
人間関係で悩んでいる人、自殺をしようかと思ってしまっている人、うつになっている人に読んでいただきたい本だと思います。
私自身、いろいろ悩んでいるところもありましたが、前向きな気持にさせてもらいました。
ぜひ、一読されることをおすすめします。
Posted by ブクログ
私たち人間の素晴らしさは、勉強ができるとかできないとか、仕事ができるとかできないとか、人から好かれているとかいないとか、そんな条件をはるかに超えたところにある。
まず一つは、「私たちが存在していること自体が奇跡である。」ということ。世界中の科学者が集まって、世界中のお金をつぎ込んでも、単細胞生物(ゾウリムシ等)を一つつくることもできない。生命体が存在するということは、それだけすごいことなのである。
ましてや、人間の場合、大人で60兆もの細胞からなる体を持っている。そして、それぞれの細胞がそれぞれの役割を果たしながら、全体としての秩序を保っている。
これはもう、存在するだけで奇跡というしかない。
遺伝子研究の世界的な権威である村上和雄先生によると、人間の単細胞一個に含まれる遺伝子の情報は、30億もの文字で書かれていて、これは千ページの本で千冊文にもなるそうである。
もう一つ、私たち人間の素晴らしさをあげるなら、「みんな違っている。」ということである。ダイヤモンドやプラチナが高価なのは、産地も量も限られていてたくさん採れないから、つまり、希少価値があるから。ところが、あなたという人物は、宇宙の隅々まで探し回ったとしても、稀少どころか、たった一人しかいない。宇宙にとってかけがえのない存在なのである。
Posted by ブクログ
自分という存在を見つめ、人生をどう生きていくかということにに焦点があてられている。
著者が執筆するにあたって「自分の子どもや子孫に最も伝えたいことは何か?どうしてもこれだけは伝えておかないといけない、と思うことは何か?」を何度も自問されたというだけあって、素晴らしい深い内容になっていると思う。
この本で特に参考になったのは「人間性を高める読書法」で、これを実践し「すぐれた人物(著者)と一対一で対話しながら、同時に、静かに自分自身と向き合うことができる」読書を行ないたいと思った。
Posted by ブクログ
ぼんやりと 感じていた事が 文章になっていたので
とても すっきりとしました
眼からうろこが落ちる感じかなぁ〜
気になるところに 付箋を貼っていたら
最後には 付箋だらけになってしまった・・・。
何度も何度も 読んで 自分のものにしてゆきたい 内容です
人間性を高める読書法
感謝力を修練する
言葉力を鍛える
共感力を高める方法 など・・・。
『為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり』(上杉鷹山の言葉)
まずは 行動を起こすことから 始まる
『人事を尽くして天命を待つ』
自分なりにベストを尽くし、結果はすべて天にまかせる
『一期一会』
今、目の前にいる人と出会っている この瞬間は、一生に一度きりの機会
この瞬間を 大切に思い、悔いのないよう誠意を尽くそう
Posted by ブクログ
人生の贈り物のような本。
心の眼で何を観るか。
いかに違いを認め、受け止められるか。意図への共感。
ホロンとして、今しかないこのときに行動すること。
人間性を高める本20の紹介。
ワークなどのCDも付いて、とても使えると感じた。
09-47
Posted by ブクログ
1.人間性を高める
「私たちが存在していること自体が奇跡である」
「ふさわしい自分になること」
「人生で経験することにはムダがない」
・モデルとなる人物を見つけることが大事
・人間性を高める読書法
・多くの本に触れる
・古典や伝記を読む
2.幸せ実現力を磨く
・忙しいとは「心を亡くす」
自分の声が聞こえていない。
・歩くとは「少し止まる」
休まずに走り続けるのではなく、ときには立ち止まる
・感謝力を修練する
「有り難い、奇跡だ」
・言葉力を鍛える
否定型より肯定型
被害者的言葉より主体的言葉
悪口よりほめ言葉
3.柔らかく自由に生きる
4.全てと調和する
競争から共創へ
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
人生のどんな状況でも実現できる価値
ヴィクトール・フランクル
人生で実現できる価値
創造価値、体験価値、態度価値
高尚なる生涯
この世界に幸せな人を増やす
「無財の七施」
幸せの智恵を教える
人の幸せに貢献する最高の方法
「最後だとわかっていたなら」
Posted by ブクログ
☆★☆ここからが冬休み100冊の始まり始まり〜
○Eフランクル 私たちが人生で実現できる3つの価値
創造価値、体験価値、態度価値
・態度価値
自分に与えられた状況や運命に対してどういう態度をとるか。
○ホロンとしての生き方
細胞のように、それ自体が独立した全体としての機能を持ちながら、より大きな
全体の一部として機能しているものを”ホロン”といいます。
今の状況の中で、地球や自然の健全な進化に貢献しようという志を持った人に、
たくさんのサポートが集まるのだと思います。
Posted by ブクログ
キャプテンの弟がお勧めする本です。弟はHR○○○・・・という会社で企業経営者向けの経営コンサルタントをしております。当然いろいろな話題や本を読んでるようで今回母を経由して薦められたので私も買いました。
まだ届いてないので読んでません。年末年始に読む予定です。
感想は来年書き込みます!
Posted by ブクログ
・自分の心の有り様が、人生と言う現実に映し出される。と言うルールがある。不公平や不満の心で生きていたら、その心が写し出されて、ますます不幸や不満を言いたくなるような出来事が起きてくる。逆に感謝の心で生きていたら、ますます感謝したくなるような出来事が起きてくる。人生が自分の心の鏡になっていると言うわけです。このルールのおかげで、私たちは自分の心の有り様に気づき、自分を成長させていくことができます。人生で望ましくない出来事が繰り返し起きているなら、自分の心を見つめ、改めて行けばいいのです。
・人生で経験することには無駄がない
・超一流の人は、皆謙虚である。
・行動から入って心を作る。大事なのは「人事を尽くして天命を待つ」の姿勢
・人や、人生をコントロールしようとするのは、天気をコントロールしようとするほどに愚かな行為。
テクニック論や技術に走っても、そこに人間力が伴っていなければ、必ずどこかでつまずく。はっとさせられる。いろいろ改めなければと思わされることばかり。。
Posted by ブクログ
*「成功するためのテクニックや手法、戦略だけでは真の成功は手に入らない」。つまり、イメージの作り方、人間関係のテクニック、前向きな思考法などだけでは、本当の成功には至らないというのです。そしてコヴィー博士は、「真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れるためには、謙虚・誠実・勇気・忍耐・勤勉などの原理原則を体得し、自分自身の人格に深く内面化する以外に方法はない」という指摘し、これを人格主義と呼んでいます。
*「人間性を高めるための読書」読書には、人間性を高め自己成長を促す効果ーそれも絶大な効果ーがあります。人間性を高めるための読書をするには、まず最初に、人間性を高めてくれる本を選ぶ必要があります。
*多くの本に触れる機会をもつ。より多くの本に目を通すほど、当然、素晴らしい本に出会う回数は増えます。気になるタイトルの本は片っぱしから手にとってめくり、なるべく多くの本に目を通します。そして、直感的に「読みたい」と感じた本は、迷わず買うようにしています。本を買うのにかなりのお金を使いますが、読書から得られるものの大きさを考えると、決して惜しむべきでない自己投資だと思っています。また、身銭を切ることによって、「その本から学びを得よう」という心構えも定まります。
*古典や伝記を読む。本を選ぶときの手堅い方法の一つは、長期にわたって読まれ続けているロングセラーを選ぶことです。
*目的意識をもって読む。「自分自身の成長のために読む」「自分の人間性を高めるために読む」という目的意識をもって読み始めることです。そう意識することで、自分自身の成長につながる情報をキャッチするアンテナが立ちます。このアンテナが立つかどうかで、成果に雲泥の差が出るのです。
*問いをもって読む
*著者と対話するという気構えで読む
*まず、急がずにじっくり読むことが大切です。情報や知識を得るための読書であれば、なるべく短時間で効率のよい読み方をするのがいいと思いますが、人間性を高めるための読書では、効率をあまり考えずに、「自分の感性でじっくり感じ取る」ということを重視します。
*『老子』の中に、「上善は水の如し」という有名な言葉があります。上善とは、最上の生き方のことですが、それは水のようなものだというわけです。私たち人間は、自分を上に見てもらいたいと焦ったり、人と接するときも、自分のほうを上の優位なポジションにもっていこうとすることがあります。一方、水は自ら低いところへと流れていくので、他と競争することがありません。自ら低いところへ身を置こうとするこの謙虚さと、どんな形にも変形する柔軟さが水の特長であり、それこそが私たち人間にとっても最上の生き方だと、老子は教えてくれるのです。ふつう私たちは、何かで成功を収め、それなりの地位や実績を手に入れると「自分がすごいから成功したのだ」と驕ってしまいがちです。そして、才能や地位や実績を誇示したくなります。しかし、このように謙虚さを失った状態では、自らの生き方を深く反省することがないので、人間として成長できません。一方、超一流のレベルにまで到達する人は、謙虚さがあるからこそ、常に自らを省みることができ、人間としてどこまでも深く大きく成長していけるのです。
*ナイチンゲールが書簡の中で、「人間は賞賛を勝ち得ているときが、最も危険なときである。」と-語っています。また、『菜根譚』にも、「順調にいってるときほど、慎みを忘れないようにしなければならない」という意味の言葉が出てきます。私たちは、人生が順調なときで、まわりから高い評価を得ているときに、謙虚さを失ってしまいがちなのです。一方、人生で大きな困難や逆境に直面したとき、私たちは謙虚になるチャンスを与えられていると言えます。
*人間は、知識や知恵に頼るようになると、計算高くなります。そして、「いかに賢く生きて、楽をするか」ばかり考えるようになって、安寧な生き方におちいってしまうのです。こうなってしまうと、“人間的な成長”や“燃えるような志”とは遠く離れた人生になってしまいます。
*一方、自分対する時間をもって生きている人は、たくさんの仕事をこなす毎日であっても、心理的に追い立てられていません。人生という道程を着実に歩んで進んでいるような安定感があります。どんなに長い道程であっても息切れせずに進んでいけそうな感じです。歩くという字は、「少し止まる」と書きます。休まず走り続けるのではなく、ときに立ち止まって振り返りながら進んで行くことが大切です。この立ち止まって振り返る時間が、自分と対話する時間であり、本当の意味で一人になる時間なのです。自分と向き合い自分と対話することは、私たちが精神的に成長し、内面を豊かにしていくうえで、とても大切な時間になります。ぜひ生活の中で、自分と対話する時間をつくってみてください。私はその時間をマイタイムと呼んでいます。マイタイムは、他の誰でもなく、まさに自分のための時間であり、自分への最高のプレゼントになります。
*「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬなりけり」この上杉鷹山の言葉は、「為すこと」つまり「行動すること」の大切さを教えてくれます。歴史に残るような偉業だけでなく、私たちの人生における大小さまざまな目標の達成や願望の成就は、まず、行動を起こすことから始まります。「行動した方がいいとわかっていながら、なかなか行動できない」と嘆いている人がたくさんいるのも事実です。一つは、行動の動機が弱いということです。その行動の結果得られるものを、本気で手に入れようと思っていないのです。別の言い方をすれば、その行動に大きな意義を感じていないとも言えます。二つ目は、何から始めたらいいのかがはっきりしていないことです。どんなに大きな夢への道程でも、まず小さな第一歩を踏み出すことから始まります。ということは、まず何から始めたらいいのか、つまり具体的な最初の行動をはっきりさせる必要があるのです。最初はちょっとした行動でもかまいませんから、すぐに実行できることを決めて行動してください。何よりも
第一歩を踏み出すことが大切なのです。三つ目は、気持ちが整うのを待っているということです。「やる気になったら行動しよう」と考えていると、いつまでたってもやる気が出てきません。これでは、“やる気”という不確かなものに依存していることになるので、なかなか行動できないのです。行動を気持ちに依存させるのではなく、順番を逆にすることをおすすめします。つまり、やる気が出なくても行動するのです。行動を始めれば、やがてやる気も出てきます。やる気は行動についてくるのです。また、「失敗するのが怖くて、なかなか行動できない。この恐怖心を克服できたら行動しよう」と考える人もなかなか行動できません。恐怖心というものは簡単に解消できるものではないからです。「失敗を恐れるな!」なんて言われても、やはり失敗することは怖いですよね。大切なのは、恐怖心を消すことではなく、恐怖心があっても行動を起こすことなのです。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなゃ損損!」という言葉もあります。「だめで元々」の精神で、勇気をもって最初の一歩を踏み出すのです。そこから、あなたの人生は、新たな展開を始めることでしょう。
*望む人生を築き上げて行くためには、主体的であることが必須条件です。主体的であるとは、何事も他人や環境のせいにせずに、「自分の人生は自が創っている」という自覚で生きることです。主体的になると、私たちの心の焦点は、「未来に向けて自分ができること」に当たります。一方、“主体的”の逆は“受け身”です。受け身な人は、人生の主導権を他人や環境のせいで自分の人生は思い通りにならない」と考え、人生の被害者になってしまいます。
*私たちも、自分の人生を創っている源は自分自身なのに、他人や環境に源があると錯覚してしまうことがあります。そして被害者的な発想になり、自分の人生の責任を他人や環境に転嫁してしまうのです。「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉があります。受け身な人は、変えられないもの(他人と過去)に囚われ、それに向けてグチや不平不満を言うようになります。一方、主体的な人は、変えられないものに時間を費やすことをせずに、変えられるもの(自分と未来)に向けて行動を起こします。主体的になるということは、相手に依存するのではなく、自立をするということです。相手の状態がどうであれ、自分ができることにベストを尽くすということなのです。一方、受け身なスタンスというのは、相手に依存しているわけですから、相手が自分の期待どおりでないと、それに不満を感じたり腹を立てたりします。主体的になるということは、相手への甘えを手放し、一人の大人として心理的に自立するということです。“人生の被害者“から“人生の創造主”へとシフトするということなのです。
*松下村塾の標語が「立志」だったのです。松陰は、志を立てることが全ての源と考えました。また松陰は、志がなければ学問をすることさえ弊害になると考え、次のように言っています。「志なくして始めた学問は、進めば進むほどその弊害は大きい。大事に臨んで進退をあやまり、節操を欠き、権力と私欲の前に屈する」。
この考えは、官僚や企業の不祥事が次々と発覚している現代にも当てはまります。いつの時代であれ、志のない人間が出世して行くと、権力と私欲の奴隷になってしまうようです。田坂広志さん著書『これから働き方はどう変わるのか』の中で語られている、志の定義をご紹介します。野心と区別して次のように定義されています。野心とは、己一代で何かを成し遂げようとする願望。志とは、己一代では
成し遂げ得ぬほどの素晴らしき何かを次の世代に託す祈り。
*私たちは、ある重要なことを意識するとき、今という時間の貴重さに気づきます。その重要なこととは、「人生は有限である」ということです。私たちの人生は、いつか終わるときが来るのです。しかも、そのときがいつなのかを私たちは知りません。ところが私たちは、そのことを忘れてしまったかのような時間を過ごしがちです。
*今日という日は二度とやってきません。今という時間も二度とありません。あなたの人生において本当に大切なこと、それをやるのは、今しかないのです。
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人生を楽しむ秘訣は、人生をゲームだと考える。自分自身をどこまで成長させることが出来るか、それを楽しむ。人生で起きる出来事は、自分を成長されるための仕掛けだと考え楽しむ。
Posted by ブクログ
著者は、高校時代は対人恐怖症に悩むも心理学や成功法則・東洋哲学の研究と実践により克服。リクルートの入社を経てメンタルマネジメントの講師として独立。「EQコーチング」の第一人者であり、「幸せ」と「人生学」の専門家として活躍している。
代表作は、ミリオンセラーとなった「鏡の法則」の他「3つの真実」「幸せ成功力を日増しに高めるEQノート」等すべてベストセラーとなっている。
心眼力とは以下の4つの力である。
①心の目で真実を見る力
②困難の中にも幸運の芽を見出す力
③最も大切なものに意識をフォーカスする力
④自分の人生を根本的に変える力
「心の目で何をみているか?」=「意識を何にフォーカスしているか?」という問いについて本書を通して自分なりの答えが見つかり、読み進めていくにあたり「心眼力」が高まると説明している。
構成は5章に分かれている。
①人間性を高める
②幸せ実現力を磨く
③柔らかく自由に生きる
④すべてと調和する
⑤燃える志をかかげて前進する
通常のビジネス書とは違い、仕事術やアイデア・ノウハウのような紹介ではなく、上記の説明にある「幸せ」と「人生学」の専門家である著者が読者の心に語りかけてひとつずつ「気づき」を与えてくれるような構成となっている。
全てを受け入れる必要はないものの共感できること・目から鱗という内容も多く見受けられ「心眼力」という自分にとっての新しい概念で物事の見方が少し変わったように感じた。
普段とは違う見方を身に付けることで視野が広がるというのは共感できいろんな考えを参考にするという点では知っておくべき概念だと考える。
紹介されている「30の智恵」についてはできることからひとつずつ実践していこうと思う。
Posted by ブクログ
■マインド
①怖れや不安をなんとかしようとしなくても、怖れや不安と一緒に行動すればいい。
②被害者的言葉より主体的言葉。今日も会社に行かなくちゃではなく、今日も会社に行くことを私は選ぶ。
③有り難い奇跡に囲まれていることに気付く。太陽が昇ることなど。
④答えは一つしかないという思い込みを捨てる。
⑤相手の感情を推察し、自分がその感情を持った時の感じを思い出す。
⑥望む人生を築きあげていくためには、主体的であることが必要条件である。主体的であるとは、何事も他人や環境のせいにせずに、「自分の人生は自分が創っている」という自覚で生きることです。
⑦他人と過去は変えられない、自分と未来は変えられる。
⑧今日という日は二度とやってきません。今という時間も二度とありません。あなたの人生において本当に大切なこと、それをやるのは、今しかないのです。
Posted by ブクログ
「鏡の法則」「3つの真実」の著者、野口 嘉則氏が人生に役立つ30の知恵を紹介しています。
知識ではなく知恵です。
能力や地位や実績に頼らなくても、自分の存在はそのままで素晴らしい
その場の状況に応じて、最適なバランスを取っていくことが大切
Posted by ブクログ
31 人間性を高めていく上でまず求められるのは、モデルとなる人物(憧れの対象となる人物)を見つけること。
36 偉人の伝記や古典『論語』『孟子』『古事記』等を読む
42 読んでよかった本については、早いうちにその内容を人に話す。実際、学んだことを48時間以内に人に分かちあうと、学びの定着率が高まる。また良かった本は友人に勧めて感想を分かち合う。
51 「うまくやらなくていい。感じたままに行動すればいい」
66 素敵な夫婦関係の秘訣は、配偶者を「素晴らしい存在、偉大な力をもった人」と見て接すること。また、子育ての秘訣は、わが子を同様に見て信頼すること。
70 月の姿は満月、半月、三日月と様々ある。しかし、目に見える月は欠けていても、本当の月は、実は一度も欠けたことがない。人間も同様にその人の本質は、最初から変わることなく素晴らしい。
97 愛を表現する行動を増やせば増やすほど、おたがいの関係がよくなるのはもちろんのこと、自分の相手に対する愛情も吹く欄でいく。
99 先祖に感謝する習慣が大切。先祖に感謝する気持ちが養われると、まず最も身近な先祖である親に対して孝行したい、という気持ちにもなる。
102 人生を楽しむための秘訣は、人生をゲームと考えること。そして、「人生で起きる出来事やさまざまな出逢いは、自分を成長させるための仕掛けだ」と考える。これが楽しむ秘訣。
107 「答えは一つ」といいう錯覚に気づく。一つの考え方にかたよったり、極端に走るのではなく、その状況における最適なバランスを取っていく、そのあり方を「中庸」と言う。
125 天気を自分の意のままに操作することはできない。同様に妻や子供、他人を自分の意のままに操作することはできない。ありのままに受け入れることが大切。
134 競争から競争へシフトする考え方
141 「あなたがどのくらい他人のことを受け入れることができるか」は「あなたがどのくらい自分のことを受け入れているか」ということに比例する。
155 「優しさ」の‘優’という字を見ると、「人」の横に「憂い」とある。憂えている人の横に、人が寄り添っているよう。寄り添い共感する姿を表している。
169 「過去の出来事を理由に、今のやすらぎを放棄するのはバカバカしい。」赦すとは、過去の出来事をつかんでいた手を放し、その手で今この瞬間のやすらぎと幸せを選びなおすことである。私たちは、過去の出来事をかえることはできないが、今何を選択するかを選ぶことができる。
182 他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
196 吉田松陰「志なくして始めた学問は、進めば進むほどその弊害は大きい。大事に臨んで進退をあやまり、節操を欠き、権力と私欲の前に屈する」
202 人の幸せに貢献する具体的な行為の参考-仏教でいう「無財の七施」
①眼施 慈しみに満ちた優しいまなざしで接すること
②和顔施 なごやかな、微笑みのある顔で接すること。
③愛語施 思いやりのこもった優しい言葉をかけること。
④身施 身をもって奉仕すること。人のためにすすんで行動すること。
⑤心施 思いやりをもって、心を込めて接すること。人の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取ること。
⑥床座施 座席や立場・地位を他の人にゆずること。
⑦房舎施 風や雨露をしのぐ場を提供すること。困っている人を助けること。
Posted by ブクログ
この本は自分の気づきに欠かせない生きる術を教えてくれます。
心で見ること・・・
【心眼力とは】
人は肉眼に頼りすぎるために
真に見るべきものを見逃してしまう。
心眼力とは、
心の目で真実を見る力、
困難の中に幸運の芽を見出す力、
最も大切なものに意識をフォーカスする力、
そして、あなたの人生を根本的に変える力。
Posted by ブクログ
人生で経験することにはムダがない
感謝力を修錬する
世の中の犯罪の多くは、共感力の欠如が原因で起きています
ゆるすとは、過去の出来事をつかんでいた手を放し、その手で今この瞬間のやすらぎと幸せを選びなおすことです
無財の七施
眼施、和顔施、愛語施、身施、心施、床座施、房舎施
Posted by ブクログ
私たちは普段、肉眼による感覚を重視している。
しかし、例えば「月」はもともと欠けていない丸い形をしているのに、太陽の光が当たる面の見え方によって、満ち欠けして、半月に見えたり、三日月に見えたり、新月、満月と変わっていく。
それは人を見るときや、物事を見るときも同じで、そのときはある一面が見えているだけで、心の眼で見れば、自分と同じ意図で話していたり、自分もその立場になれば同じように言っていたかもしれないということに気づくこともある。
ものの見方、捉え方を変えれば、人間性も高まり、幸せを実現する近道にもなる。
また、人生を通じて、何を使命とするか、何を後世に残すかということは、よく言われるけど、なかなかそれを特定して見つけ出すのは難しい。著者は、そんな後世に残すものを紹介している。
ひとつは、高尚なる生き方をして、後世の人を勇気づける。
ひとつは、この世界に幸せな人を増やすべく、自分の周りの人を幸せにする。
ひとつは、子孫を残し、子育てによって世界を発展させていく。
特に前の2つは、形となって残るものではないので、思いつきづらいけど、使命探しに時間を費やしている人からすれば、それでいいのならと即行動できそうな内容だと感じた。
Posted by ブクログ
読書のときは問いをもって読む
成長とは自分にないものを付け加えていくのでなく、自分の中の特性を引き出して行くこと
自己受容、ありのままの自分を認め、受け入れる
想像価値、体験価値、態度価値、どんな状態であっても態度は自分が選択できる
自分たちの行き方そのものが後世にのこるように生きる
Posted by ブクログ
【共感した】
超一流の共通点は、謙虚
上善は水の如し
おかげ様精神、本物の自信
順調、高評価を得ている時ほど、謙虚さを失うもの。
心眼力、
人は、肉眼に映る現実に振り回されず、本来備えられた素晴らしい能力、存在価値に目を向けること、認め続けることが重要
月は常に球体、でも人間には三日月、満月に見えたりする。
○悩みの原因
出来事→ビリーフ→感情や悩み
全てはビリーフ次第。
○心理カウンセラーの言葉
変えようとするな、分かろうとしなさい
○あらゆる意図の根底
喜びを味わいたい、苦痛を避けたい
○吉田松陰
志なくして始めた学問は、進めば進むほどその弊害は大きい。大事に臨んで進退を誤り、節操を欠き、権力と私欲の前に屈する。
志とは、己一代では成し遂げ得ぬほどの素晴らしき何かを次の世代に託す祈り。
○後世に残す物
①高尚なる生涯
②出会う人を幸せにする、無罪の七施
③子育て
Posted by ブクログ
「心眼力」
すなわち心の目で物事を捉えようと言っています。
忙しいとは心を亡くすと書きますが、じっと目を閉じて自分の心に語りかける。自分の内面に向き合う時間が現代人には必要だと思います。
Posted by ブクログ
購入者:裕志
鏡の法則の野口さんの最新の本です。ええコトがいっぱい書いてあって、お腹いっぱいになります。内容は、幸せに生きる30の智恵が載ってます。今、不幸せだ、イライラする、やる気が出ない、などなどの人は一度読んで下さい。必ずヒントになると思います。
貸出:櫻井 返却:(2009.5.8)
何事もプラスのイメージ(意識)が出来る人が幸せで楽しい人生を送れるんじゃないかと僕も思う。まず行動。常に感謝の心を持ち人間性を高めたいですね。
貸出:馬場(2009.7.6)返却:(2009.7.23)
この競争社会の世の中で、書かれていることを実践していくというのはそうそう簡単なことじゃないなぁと思いました。自分はまだまだ修行が足りないです。
貸出:山口(2009.10.26) 返却:(2009.11.12)
この本を読んで得たことを少しでも意識していきたいと思います。
貸出:村田 返却(2010.9.13)
柔軟な考え方、感謝の気持をより多く持つ。簡単なようで忘れがちです。心がけたいと思います。