あらすじ
豪屋大介が描く大戦略大河ロマンが玲衣のビジュアルも新たに新装版で刊行! 異世界へと飛ばされた高校生・小野寺剛士率いる魔族、そしてそれと相対する人族との闘いを圧倒的な戦闘・戦術描写で重層的に物語る!
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本領発揮は3巻から
異世界スリップものって書けばありきたりですがファンタジー成分より軍事、軍政成分が多くなります。
小心者の虐められっこ、実は軍事指導者としての溢れんばかりの才能があり尚且つ内面に魔王さま(比喩的)としての素質を持つ主人公
何処かで聞いたことがある設定なのが未完な理由
Posted by ブクログ
視点だとかメタファクターとかつまらないことに拘る人が世の中には多いが、そんなことどうでもいいじゃないか。というくらいに面白い。主人公の葛藤が上手く表現されているし、魔王の田中さんのキャラもふざけているようで個性的。戦記物が好きな人間にはお勧め。ただ、ホモがどうこうって何回も繰り返し出てくるのは個人的には好きになれない表現だった。
Posted by ブクログ
ある日、冴えない主人公が異世界に飛ばされ、そこで英雄になるという王道のストーリーです。
背骨にありふれたパターンを使いつつも、その肉付けは中々面白いものがあります。
際立つその特徴の1つは、主人公が「魔物側の英雄」、つまり『魔王』になる点です。
そして魔王が治める魔物の国は、人間の国との戦争中。高校生小野寺豪士は、戦争を仕掛けてくる人間を相手に、魔物を率いて戦っていくのです。
一方、作品は全体的にコメディタッチです。
しかし後半の戦争パートなど、シリアスで締めるところはしっかり締めており、その戦争シーンにしても、作者の方が戦争小説好きだけあってしっかりと描かれてます。
それに加えて、変化していく主人公の心理描写、個性的な周辺キャラなど、非常に楽しめる作品となっています。
ただ、一部のギャグパートで作者が地の文から読者やキャラに話しかけている(会話ではなく飽くまで一方通行、キャラには聞こえていない)部分があり、そういった同人臭さが鼻に付く人も多いんじゃないでしょうか。
私も最初は違和感を覚えましたし、その傾向の強い部分では軽い抵抗を感じることもあります。
そんなわけで、面白いのですがランクは4です。