あらすじ
でんかのヤマグチは、東京都町田市のいわゆる「町の電器屋さん」。電話一本で呼ばれたらすぐに「トンデ行く」商売スタイルで、地域のお客さんのハートをがっしりつかんでいます。大手家電量販店と比べると、10万円以上高いものがあるにも関わらず、お客さんは「でんかのヤマグチがいい」と喜んで買っていきます。商品が高い分、会社の利益もしっかり確保。
一体どうやって顧客満足と会社の利益を両立させているのか……その答えは本書の中にあります!
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Posted by ブクログ
東京・町田にある、町の電器屋さん「でんかのヤマグチ」の代表取締役社長 山口勉氏の著書です。
「うちは値引きしません。ほかよりも高いですよ。」と、きっぱり言い放つことに驚きました。
高い商品を売るお店が、なぜ支持されるのか?
小売店は大手量販店のように安売りができない。
いったいどうしたらいいのだろう・・・・・。
出来ないことは考えたってしょうがない。
そんなときには考えずに、頭の片隅の片隅の片隅の方に追いやってしまうほうがいいそうです。
そして、自分たちの「できること」に頭を使う。
でんかのヤマグチは、その「できること」が、お客様から喜ばれ、高いことを承知で買われフォローされている。
是非とも参考にしたいのが、「日次決算」。
今や月次決算は、どこの会社でもやっている当たり前の事。
会社は生き物だから毎日様子を伺い、その都度手を打っていく。
人間の病気と同じ。早め早めの対応が肝心とのことです。
Posted by ブクログ
商売の理想形というものがここに含まれているんだろうな。
しかし、新し物好きな若い連中がこの仕組みに入ってこれないところ、入ってこないだろうという事が難点だと思う。
商売に100点満点はないしどこかに重点を置かなければいけないこともわかるのだが、まだまだ経営の最高点には達しきれてない。
粗利率と売り上げ