あらすじ
ゲーム機メーカー「モノベ社」は長らくヒットに恵まれなかったが、会長肝いりで製作した携帯ゲーム機『モノギア』が、シェアを塗り替える起死回生の大ヒット。ところが、ほどなく「他社の特許を侵害しているのではないか」という疑惑が持ち上がり、入社10年目の知的財産部員・平間青介が、その極秘調査に当たることになる――。『このミス』大賞の受賞者が放つ、“中堅社員”活躍エンタテインメント!
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Posted by ブクログ
この作者さんの本が好きで、
新作なので読みました
今回も、サクサク読めて2日程で読んでしまった
今個人的に興味ある知的財産も触れていて
面白かった
Posted by ブクログ
元エンジニアが書き下ろした大ヒットゲーム機の特許侵害をめぐるミステリー。エンジニアの世界を充分に描けていてとても面白かった。最後が少しあっけない感じもあったので、もう少し大どんでん返しがあれば良かった。
Posted by ブクログ
ゲーム会社の出来事。全く知らない世界(業界?)なので、言葉のキツさに驚いた。他部署は敵みたい。最後はうまくいってよかった。よく解決したなぁ。
Posted by ブクログ
面白かったが期待したほどではなかった。やはり南原作品は大鳳シリーズの方が圧倒的に面白い。
開発部と知財部の力関係が理解できないが、実際にこんなふうに開発部と知財部は敵対関係にあるのだろうか。開発部が作ったものが特許侵害にならないかチェックしてくれるのだから感謝するのではないのだろうか。知財部が機能削除せずに、そのまま販売されたらどんなことになるのか理解できていない開発者がたくさん登場して信じられない。
最後のソリンテックとの交渉は呆気なさすぎた。でも会長の顔で復帰できる機能を作ったからこそだから納得はできる。
マッチングアプリに束縛されていた北原の話はちょっと物足りない。最初にどうやって呼び出したのかわからない。
仁科夏樹は本編には絡まなかった。次回作への仕込みか。
登場人物が多く、覚えづらく、似た雰囲気の人がいる。近藤部長と上司浅井は1人にできないのか。近藤いらない。神楽坂と泥島の同期は2人必要か。ハード開発エンジニアも似たような人たちでわからない。
最後物部に独立させてあげたかった。仲町は失脚したが、三津浜も懲らしめてやりたかった。