【感想・ネタバレ】ビジネス教養としてのミュージカルのレビュー

あらすじ

《内容紹介》
観劇4,000回以上の著者が教える
読めばミュージカルが見たくなる、新しいミュージカルの入門書

本書は、最近ミュージカルに興味をもった方、ミュージカルファンでもっと深く知りたい方どちらにもお薦めのミュージカル入門書です。
本書には、新しいミュージカルファンが知っておきたい基礎知識と「ショウ・ビジネス」としてのミュージカルおよびその製作の裏側にもスポットを当て、以下を解説しています。

・トニー賞から紐解くブロードウェイミュージカルの歴史
・気分にあわせたお薦めミュージカル
・日本のミュージカル・ミュージカル俳優の歴史
・ミュージカルビジネスの仕組み
・劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』について
・ミュージカル界に新しい風を吹き込んだ2.5次元ミュージカルの強み
・2025年トニー賞ミュージカル作品賞にもノミネートされた韓国ミュージカルについて
・日本ミュージカル業界の課題と未来とは など

作品としては、黎明期の『ショウ・ボート』から、2025年4月開幕の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』までを取り上げており、本書1冊でミュージカルの「これまで」と「これから」がわかります。

また、実際にミュージカルを創る側である、俳優・演出家の吉原光夫さん、東宝株式会社演劇部チーフプロデューサー小嶋麻倫子さんのインタビューも収録。
「ミュージカルがどのようにつくられているか?」
「ミュージカルに関わる人たちは、どのような気持ちでミュージカルをつくっているか?」
など、ミュージカル製作への情熱を知れば、次観るミュージカルが100倍楽しくなること間違いなしです。

【ビジネス教養シリーズ】
ビジネス教養シリーズは、ビジネスパーソンが知っておくと得する・話のネタになるものを、テーマごとに取り上げるシリーズ。 実用に特化した本と違い、ビジネスへの即効性はないものの、長いスパンで見ると、ビジネスに役立つかもしれない知識を、テーマごとに紹介していくものである。


《目次》
はじめに―開幕ベル

第1幕 ミュージカルのキホン
・ミュージカルとは何か?
・ミュージカルのつくりかた
Column 舞台が先? 映画が先? 変化するミュージカル事情

第2幕 ミュージカルの楽しみ方
・ブロードウェイミュージカル
・こんな気分の時はこのミュージカルがお薦め!
-家族で一緒に楽しみたい
-友だちと一緒に盛り上がりたい
-デートで観るならこのミュージカル
-とにかく笑いたい!
-人が生きる意味について考えたい
-パワーをもらって元気になりたい!
-推しを見つけて応援したい
-実話を基にした骨太な作品と出会いたい
・さっそくミュージカルを観に行こう!

第3幕 独自の進化を遂げた日本のミュージカル
・日本でのミュージカルの歴史とその進化
・日本でのミュージカル公演主催企業と劇団
・ミュージカルの舞台で活躍する俳優たち

第4幕 ミュージカルビジネス
・ミュージカルの市場規模とその動向
・ミュージカルビジネス
・ミュージカルファンを増やす戦略
Column 劇団四季のエポックメイキング『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
・日本発のミュージカルは輸出できるか?
Interview 俳優・演出家 吉原光夫さんインタビュー
Interview 東宝株式会社 演劇部 チーフプロデューサー 小嶋麻倫子さんインタビュー

あとがき―カーテンコール

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Posted by ブクログ

ミュージカルってほとんど観たことない。なので、「宝塚」ってミュージカルやってるんだっけ?って聞いちゃうくらい分かってない。未知の分野だけど、オペラとかオペレッタとつながってるんだなあと認識。歴代トニー賞の受賞作、受賞を逃した作を眺めることで、年単位での歴史が追っていけるのがすごいね。映画化された作品(逆も)や日本で上演された作品などもあって、いくつか作品名は知っているものがある。さらっとどんな感じか知るのに最適なシリーズ。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

舞台観劇が好きでも実はよくわかっていない業界の仕組みやミュージカルの歴史がわかりやすく解説されていて楽しく読んだ。最近はストレートプレイばかりだったけどミュージカルもやっぱ大好き。ミュージカルのお勧め作品一覧と紹介文を読んでいたら行きたくなった。劇団四季も久しぶりに行きたいな。

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2025年08月23日

Posted by ブクログ

知ってる作品の話が色々出てきて楽しいし、知らない見たことない作品も色々あってもっとミュージカル見たくなった。
ミュージカルを作ってきた先人たちが多数いて今大好きなミュージカルを味わえていることや、今もたくさんの人がミュージカル業界を支えていることを感じて、ちょっとグッときてしまった。

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2025年08月17日

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