【感想・ネタバレ】中町通りのアトリエ書房 水彩絵師と不器用小説家、世話焼き白うさぎのレビュー

あらすじ

装丁画家になるという夢を持って上京した絵莉は、現実の過酷さに心を折られ、故郷・長野に戻ってきた。そこで祖父の代から営む「兎ノ書房」を手伝いつつ、ゆっくりと自分を見つめ直そうとしたのだが……待っていたのは喋る白うさぎのお雪さん。そして、訳あり常連客・小学生のとわと無口な小説家の一色だった。同じように心にわだかまりを持つとわと一色との交流から、絵莉の悩みも次第に解決の糸口を見せ始める。そんなある日、絵莉は一色に自分の小説の装丁画を描いてほしいと頼まれ――!?

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Posted by ブクログ

ふんわりとひろがる温かな色彩に満ちた、優しい応援歌のような物語でした。
自分の悩みも自分の物語の彩りにかわるといいな……。

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2025年06月17日

Posted by ブクログ

ラブコメかな?と思ったけど、SNSを通じて絵を描くことへの葛藤の話だった。
SNSで言われた言葉で絵を描くことをできなくなった女性が人との触れ合いを通じて、私らしく絵を描く、絵を描くことを楽しむということを改めて捉え直す作品。
絵を描くことへの葛藤があまりない人だと、うーんってなる気もしなくはないです。
もう少しうさぎのお雪さんにも活躍して欲しかったなぁって思います。うさぎ好きなので。

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2025年10月13日

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