【感想・ネタバレ】黒衣の女 ある亡霊の物語〔新装版〕のレビュー

あらすじ

広大な沼地と河口に面し、わずかに水上に出る土手道で村とつながるだけ。その館は冷たく光りながら堂々とそそり立っていた。弁護士のキップスは、亡くなった老婦人の遺産整理のため、館にひとり泊まり込むことになる。だが立ちこめる霧があたりを覆うと、想像もできなかった怪奇が襲いかかった……孤立した館にしのび寄る恐怖をじっくりと描きあげ、英国伝統のゴースト・ストーリーに新たな光をあてた傑作が、映画化を機に電子書籍版で登場!

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後味 わる!

館物のホラー小説 ホラー小説やホラー映画のお決まり 最後 解決したかと思わせといての ラストビビりもあり ただし 後味悪!

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2022年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本のホラーとは根本的に「恐怖」の質が違う。風土や風習、信仰が違うせいなのか、描写そのものにはまったく怖さを感じなかった。映像で観た方が怖さを感じるかもしれない。ラストシーンは怖いというより「厭」な後味だった。このラストシーンに至るまでが物足りない分、最後の衝撃は大きい。

堂々と教会に出入りしたり別のエリアに出没したりと既存の幽霊枠に収まらない負のパワーは、教会も勝てずに未来永劫残りそう。あの後も続いたのだろうか?
「げに深きは母の愛」か「凄まじき女の執念」か…。

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2015年07月25日

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