【感想・ネタバレ】ロシア中世物語集のレビュー

あらすじ

ロシア史の最も古い時期を扱い「過ぎし年月の物語」という名でも知られる『原初年代記』、ロシア的キリスト教精神を築いた12世紀の『フェオドーシイ聖人伝』、『ニーベルンゲンの歌』などと並び称される傑作『イーゴリ軍記』など、名高いロシアの中世物語を集成。11世紀からピョートル1世登場前夜の17世紀末までの作品を、文学的な見地から幅広く編纂したものとして類がない。各作品解説に加え、ロシア中世文学の表現上の特徴やその史的展開についての概説も収録。世界文学の中に特異な位置を占めるロシア中世文学を知るための、色褪せない物語集。

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Posted by ブクログ

11世紀からピョートル1世登場前夜の17世紀末までの,ロシアの中世物語を編纂,当時の事情がよく現れている。

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2025年03月25日

Posted by ブクログ

中世ロシアが東ローマ帝国の正統な後裔である事を自負して、それがスラブ民族の共通意識として流れている事を思うと、西側世界への対抗意識が強烈であるのが分かる。

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2025年04月27日

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