【感想・ネタバレ】荒涼館(3)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

デットロック婦人の秘密を握る軍曹を追い詰めるタルキングホーン氏。病で容貌が変貌したエスタ。病気の回復後に対面したエスタとデットロック婦人。親子として会うのは今回で最後であるがいつまでも愛していると別れるデットロック婦人。かつてエスタに求婚した弁護士ガッピーの拒絶。ジャースディン氏からエスタに送られた手紙。ジャースディン氏からの求婚を受け入れるエスタ。デットロック婦人を脅迫するタルキングホーン氏。その夜に殺害されたタルキングホーン氏。

0
2012年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

荒涼館に引き取られた、出自不明の少女エスタ。彼女をめぐる物語、そしていつまでも決着がつかないジャーンディス対ジャーンディス訴訟事件の結末は・・・?

さ、3巻凄すぎ・・・!!
まさに山場につぐ山場(笑)。面白かった。エスタもなんとか==ネタバレのため割愛==だったし。**との再会も、**との再会もあって、まさに盛りだくさんのオールスター総出演。長編でしか出来ないエピソードがたっぷりだった。
しかしそれと対照的なのがリチャードだ。彼の転落っぷりは、かなり大げさに書かれているが、とても共感できる。最初からリチャードの陽気すぎる性格はどこか危ういところがあると思っていたが、まさかここまでなるとは・・・。
そして同じく、どうも怪しいと思っていたスキムポール氏の化けの皮がとうとう剥がれたか、という気が私にはしてならなかった。
このスキムポール氏の書かれ方は、ある意味リチャードの転落よりも、よっぽど空恐ろしいと私は思う。子供というのは無邪気だから子供なのではないのだ。

2巻に続き、この巻のラストの「引き」も凄まじい(笑)。
さぁ、次はいよいよ最終巻。

0
2011年07月23日

「小説」ランキング