あらすじ
世の中には天才と秀才と凡人がいる。凡人は天才を理解できず、排斥する。秀才は天才に憧憬と嫉妬心を持つが、天才は秀才にそもそも関心がない――。
職場におけるコミュニケーションの断絶を、才能という観点から鮮やかに斬った話題のベストセラー、いよいよ文庫化!「AIとリモートワーク時代の天才・秀才・凡人」「読者との一問一答」を加筆。
【目次】
ステージ1 才能ってなんだろう
ステージ2 相反する才能 ステージ3 武器を選び、戦え
解 説
あとがき 読者との一問一答
文庫版のための追論 AIとリモートワーク時代の天才・秀才・凡人
blog 凡人が、天才を殺すことがある理由。
※本書は2019年1月に刊行した同名書を加筆・修正し、文庫化したものです。
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Posted by ブクログ
面白い
私はどれに入るんだろう。と思いつつも
最後の10ページ程で腑に落ちた。
私たち全員の中に、凡人・天才・秀才が1人ずつ存在してる。、はぁ面白かった…笑笑
Posted by ブクログ
端的にめちゃくちゃ面白かった。
「職場の人間関係に悩む人へ」という文言を見て手に取ったが、自分の職場にいる様々なタイプの人の考え方に思いを馳せ、理解しようと努力する一歩になったと感じる。天才は創造性、秀才は再現性、凡人は共感性という3つの武器を持っており、それぞれが組織の発展に欠かせないものであることを知った。
性格診断のような使い方をするのもおかしな話だが、おそらく自分は「最強の実行者」に当たるように感じる。というのも、再現性を重視し、データや法律を根拠に行動する一方で、他の人の言うことにも一理あると感じてしまうし、夢を語る人がいると全力で応援したいと思ってしまう。作中では横田が「最強の実行者」として主人公のサポート役としての役割を発揮していたが、それはあくまで彼がきちんと行動に移したからである。自分も「最強の実行者」足りうるには、行動を起こして、「共感の神」や「天才」たちの才能を潰さないように、この世の中がより発展していくように、全力で支えることが必要だと思ったし、そうしたいと心から思った。
もっとたくさんの知識を手に入れて、天才たちの役に立てるようになりたい。