【感想・ネタバレ】民主主義:終わりなき包摂のゆくえのレビュー

あらすじ

民主主義はどこへ行くのか?

民主主義の危機が問われるいま、その普遍的な「理念」と具体的な「実現」とはどのようなものなのだろうか。
本書は、ポスト・トゥルース的な右派ポピュリズムが席捲するように見える現代の民主主義の危機を理解し、それに応答するために、民主主義の普遍的な理念とその具体的な実現の両方に軸足を定めつつ、古代から中世・ルネサンス、社会契約論から十九世紀のマルクス主義などの進歩主義、第二次世界大戦の衝撃から二十世紀後半の社会運動、そして現在進行中の出来事へと論を運ぶ。
さらには、気候変動、パンデミック、排外主義的なポピュリズムの席捲などを見すえて、民主主義の「未来」を覗き見ようと試みる。
政治学史ではここ数十年、ケンブリッジ学派の台頭や個別的な研究の深まりのなかで、〈どう生きるべきか〉という規範的な問いはややもすれば後景に退いてしまった。
広く長い歴史的視座で簡潔にまとめられた本書は、「民主主義」を思考するための新たなスタンダードとなるはずだ。オックスフォード大学出版局の人気シリーズの待望の翻訳! 「合衆国権利章典」「人および市民の権利の宣言」「世界人権宣言」を付す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

オックスフォド出版のA very short introductionの1冊である。教員養成系大学の学生が、民主主義について言及した卒論を書く場合には必読書であろう。世界人権宣言について付録ではかかれているものの、合衆国権利章典が付録の最初にあるように、米国を中心に書かれているので、日本の民主主義について書く場合にはまた別個の本も必要であろう。

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2026年03月13日

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