あらすじ
「総理大臣になりたいって笑われるような夢なの!?」 "ソーリ”というあだ名のついてしまった小学5年生の少女・照葉の物語を通して、政治や社会について考える児童文学。
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Posted by ブクログ
とても素直な気持ちになれる本でした。
このお話のように、上手くいくことばかりではないと思うけど、登場人物たちが色んな悩みを抱えながらも真っ直ぐに行動する様子が読んでいてとても気持ちよかったです。
そして、「ソーリ」というタイトルから、小学生に政治に興味をもってもらいたくて書いたのかな?って思いましたが!そんな単純な本ではありませんでした。
沢山のテーマが盛り込まれていてビックリします。
政治はもちろんですが、いじめやLGBT、子どもの立場の不自由さについて、将来の夢、更には外国人との交流についてまで!
盛り過ぎじゃないかとも思うけど、不自然ではなく、このテーマたちが綺麗にお話に入り込んでいてすごいと思いました。
小学生向けの文章量なので、それぞれの内容は薄くなりがちだけど、読んだ子がそれぞれに気になるものを見つけて考えるきっかけになりそうだなと思いました。
Posted by ブクログ
女の子が総理大臣になってもいいよ!
大規模団地にある小学校5年生のクラスが舞台。
キャラクターごとにグループができ、ぎくしゃくしやすい5年生のクラスの雰囲気がよく分かる。母が区議会議員に立候補することにら反対する娘美月もリアル。
Posted by ブクログ
子供に将来の夢を聞いたとき、現実的に考えて無理だろうな…って思ってしまった自分を反省しました。夢に近づくために身近なことからコツコツとできるように応援してあげたいです。
Posted by ブクログ
一年生のとき総理大臣になりたいと書いてばかにされたことがトラウマの主人公が、学級委員になって問題に対処していく。問題がいろいろ盛り込まれてる感があるが、登場人物たちが単純でないのが魅力的。