あらすじ
”ハグルマ”と呼ばれる巨大メカを作ることのできる唯一の人間・コドは、青月国の王子。彼は、「非族」と呼ばれる異種族との戦で疲弊する民のため、復興のため、こもりきりでハグルマを作っていた。だがある日、ハグルマが実は「非族殺し」に使われていることを知ってしまう。そして「非族」とは、血の色が違うだけで実は「人間」だということも。コドvs自ら作ったハグルマ……悲しき戦が始まる!!
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Posted by ブクログ
直感で読みました。
面白いです。
温かみのある新感覚メカファンタジー
人の為に造った機械仕掛けのハグルマ達が、殺戮目的のために使用されていたことを知った王子コド。
殺戮兵器になったハグルマ達と同族に悲観してコドは、自ら造ったハグルマ達を壊し国を裏切ることに。
造ったものを自分の手で壊すのは、やるせない気持ちです。
Posted by ブクログ
1~4巻まで。
青血族の王子コドは、その特殊な才能を活かし、
他族との戦争により疲弊した国の復興のために、
日々寝る間を惜しんで工房に引きこもり、
ひたすら「ハグルマ」と呼ばれる機械を作っていた。
自身にあるのはハグルマを作る技術だけ。
他には何のとりえもない。
それゆえに、自らの手が生み出した「子供たち」が
世の中の役にたっているところを一度見てみたい。。。
そんな思いから、ほんの一時だけ、工房を抜け出すと決心する。
相棒の海豚型ハグルマ「東」と外の世界に繰り出すコド。
しかし、そこで目の当たりにしたものは、あまりにも残酷な光景だった。。
主人公コドの過去編は4巻で一応完結。
この作品は「色」が重要な要素なので、
単行本でもときおりカラーインクで印刷されている箇所があります。
効果的な演出なんですけど、そのページを含む数ページは
若干紙質が異なるので、たまに話の先が読めてしまいます(^^;
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6巻完結