【感想・ネタバレ】タイムスリップ水戸黄門のレビュー

あらすじ

現代日本に突如タイムスリップして来た黄門様。美貌の女子高生にして正義感の強い麓麗(ふもとうらら)に友人の三須七海、私腹を肥やすため高速道路を新たに造ろうとする政官財のトップたちや日本中の自動車工場の爆破を企むテロリスト集団<赤い馬>。四者が絡みあい、偶然と必然が混然となって突き進む! 空前絶後、荒唐無稽、カタルシス満点の痛快ミステリ! (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
現代にタイムスリップして来た黄門様、美貌の女子高生にして正義感の強い麓麗に三須七海、私腹を肥やすため高速道路を新たに造ろうとする政官財のトップたち、日本中の自動車工場の爆破を企むテロリスト集団「赤い馬」。四者が絡みあい、偶然と必然が混然となって突き進む、カタルシス満点の痛快ミステリ。

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2013年04月30日

Posted by ブクログ

好色な水戸黄門(という設定)が、山中で狼に襲われ絶体絶命なところを、時空移動機で石松が助け、結果21世紀にタイムスリップさせてしまうことから始まるひと騒動。今回は自家用車根絶を目指すテロリスト、無駄な高速道路建設を目論む政官財の癒着という社会派な展開を見せる。驚いたのは長良川河口堰や川辺川ダムという、国が強行した公共事業を非難する筆致だ。まるで野田知佑氏ではないか! そして2022年3月30日には諫早湾干拓に対する国側勝訴というニュースが……本書の爽快な結末とは違う、落胆する出来事だった。

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2022年04月20日

Posted by ブクログ



鯨氏のタイムスリップシリーズ。
今回は21世紀に現れた水戸光圀。
政官財の癒着による、不要な公共事業をバッサバッサと斬ってゆく。

黄門様のように、政治屋を斬ってくれたのなら、さぞ気持ち良いだろうな。

痛快。

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2017年09月28日

Posted by ブクログ

鯨 統一郎氏の「タイムスリップ」シリーズ。

...くだらん(^ ^;
いや、このくだらなさがいいんですが(^ ^;

ストーリーを簡単に述べると、
水戸光圀が現代にタイムスリップしてきて、
このシリーズの主人公麓 麗と強引に出会い、
ドタバタを繰り広げる、というもの。

サイドストーリーは、政官財の悪者三人が
私腹を肥やすために立ち上げた
高速道路建設計画。

喘息の子供を持つ夫婦と、
それを応援するライターが建設反対を叫び、
さらに建設計画の親玉の国土交通大臣が
黄門様にうり二つだったということが判明し、
「替え玉」騒ぎが起きてみたり...

作品全体を通して、テレビシリーズの
水戸黄門のパロディ...と言うか
「オマージュ」になってる感じ(^ ^

元々のテレビシリーズがドタバタだし、
それをさらにパロディ化しているので、
全体的な印象は「文字で描くマンガ」(^ ^;

「んな、アホな」と
突っ込みたくなる場面がてんこ盛りですが、
そーゆーもんだと思って読むと
そこそこ楽しめると思います(^o^

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2010年06月03日

Posted by ブクログ

2009/11/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 。
2013/5/15〜5/17

タイムスリップシリーズ第四弾。今回は水戸黄門が現代に連れて来られて起こる騒動。ドラマ(そう言えばドラマシリーズも終わったんだ)を上手くパロっていて面白い。安心して読めるコメディミステリ。

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2013年05月18日

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