【感想・ネタバレ】未完成パズル 1巻のレビュー

楡野ユキ / 橘紅緒

[ブクログ · ★★★★☆]

うっ(´；ω；｀)ううっ(´；ω；｀)
「好き」って気持ちを言いたくても言わせてもらえない藍と、関係を壊したくないから自分の気持ちにも蓋をする氷見。
氷見は自分の気持ちをおさえるのにいっぱいいっぱいで、その態度を受けた藍が「拒否られてる」って思ってるとか思ってないんだろうなあ。。氷見は藍を拒否ってるわけじゃないから。。
切ない…切ない…切ない…。

主要キャラ６人とも好きです。リカはナナのこと好きなんだろうなあとか、藍と氷見主体のお話なのかなあとか、色々思うけど、次巻楽しみにしてます。ううつらい(´；ω；｀)

[ブクログ · ★★★☆☆]

橘紅緒スキーだし、きれいめな絵の感じも好きなので読んでみました。高校同級生の同居らしいけど、個性派ぞろいでなんだか『R134』を彷彿とさせる。橘さんの女性キャラってどうしてどれもこれも不思議ちゃんなんだろうね。
中学生の時からずっと一緒の氷見と藍。
藍のあまりのかわいさに自分を見失いそうになり、友情を壊すのが恐くて、自分の気持ちをごまかして女をとっかえひっかえしてる氷見と氷見が大好きだけど、自分の気持ちを拒絶されたと誤解してる藍の長～い両片思いのお話。でも、小説と違って漫画はお互いの気持ちが可視化されてるというか、表情でまるわかりだから、この状態で気付かないなんてどうかしてるだろ?!と言いたい気持ちもある。でも、こういう焦れ焦れ感はホント嫌いじゃないよ、うん。
橘作品は文章の中に散りばめられた一見なんの脈絡もないピースを地道に拾い集めて、最後にスーッと一本の糸で繋がった時に、何ともいえないカタルシスを感じるんだけど、今回は長年ずーっと埋まらなかったピースがなんの前触れもなく突然パコンとはまってしまったみたいな肩すかし感があった。
自分の目の前で氷見が誰かに告られて、トンビに油揚げかっさらわれるようなシチュエーションは9年間のあいだに死ぬほど繰り返してきたはずなのに、なんで突然告白スイッチが入ったのか、謎だった。
夏だから?　海だから?
多少文句は言いつつも、ストーリー全体からそこはかとなく匂ってくる橘紅緒臭は好きだし、きれいめでちょっとヘタレた攻もちょっとキュッと強がってるけどどこか危なっかしい受も好きだから、次巻も絶対に読むよ!

[ブクログ · ★★★☆☆]

セブンデイズの橘 紅緒先生の作品だったので作者買いしました。まだ1巻なので何とも言えないですが、次巻に期待です。