あらすじ
大雪で交通機関がストップしてしまった年末。オタクイベント後、帰宅難民になってしまった非リア同人作家・夏瑠は、家柄・地位・顔の三拍子揃った完璧男・柿本と出会い、スイートルームで甘い夜を過ごすことにv 夏瑠が野宿を回避するため、そして失恋したという柿本を慰めるためのHだったはずが、忘れられなくなってしまって……? リア充イケメン社長×二次元ヲタ、真逆な二人の格差恋愛の行方は!?
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Posted by ブクログ
スピンオフものとは知らず買ったけど、全然大丈夫でした。
社長×同人作家
この社長救済のスピンオフらしいですが、納得w
すごく真っ直ぐな人。良くも悪くも育ちが良くて曲がらなかったんだろうなぁ。
8年想ってたらしい同じ会社の副社長に振られ(?)て、ちょうど出会った夏瑠の声が似てるってところから始まって一夜を過ごして・・・・
その朝が最悪w
夏瑠のことを考えて(?)、チェックアウトを伸ばし2時間前にアラームをセットするところまではものすごいスマートなのに。
封筒に10万入れておくとは。
夏瑠は一目ぼれだけど、そのお金で男娼のような扱いだったことに愕然。
その後、コミケで再会。ゲーム会社の社長だけど妹に同人誌を買いに行くようにお願いされていったところに夏瑠が・・・。
そこから始まるんだけど、もう好きになったら一直線w
独占欲、庇護欲丸出しで可愛がるのなんの。
でも、夏瑠が可愛い頼りない子なら良かったけど、男としてやっぱり社長という立派な人の傍にちゃんと立ちたいと思う芯の持ち主。
最初は後ろ向きで控えめで暗かったのが、社長と付き合ううちにこの人のそばにずっといたいと変わっていくさまはすごく良かった!
そう思わせたのは例えちょっと方向が間違ってたとはいえ夏瑠に自信をつけさせようと奔走する社長の行動。
エロ満載だけど、それだけじゃなくて話の筋道がしっかりしてたし丁寧に心情がつづられてたから読んでてズレたり突拍子もない気持ちの飛び越しがないし、同人のシステムも詳しくでも難しくなく触れていて興味深かったし周りも魅力的な人が多かったし、第三者介入のいざこざじゃなく、お互いを想うからこそのすれ違いをちゃんと足元観ながら相手を想いながら解決できたところはホント良かったし、全体的にすごく納得できる一冊でした!!
☆4.5
Posted by ブクログ
8年春都に片想いしていたとは思えない程の柿本の押しの強さ。夏瑠もネガティブで陰気なのかと思いきや積極的な所や前向きな所もあったりしたので良かった。
ずっと陰気なのはあんまり好きじゃないので。
ラブラブなとこと切ないシーンのバランスがいい。柿本のイメージに反する子供っぽさがたまにあり可愛いくて、栗生が「柿本さんはとっても可愛いですよ」とゆうのが良くわかる。