【感想・ネタバレ】ノンブル・シャッフルのレビュー

あらすじ

代表作『リライト』映画化が話題の著者、10年ぶりの新作
桃太郎、かぐや姫、シンデレラ、金の斧の女神ら昔話の主人公たちが現代に甦る異常事態に、首相の密命を受けた四人の女性━━編集者の伊勢吐息、司書の雨月切絵、国語教師の若草読、首相秘書の遠野歌声が対峙する。桃太郎らにプロットの必然性を説く四人だったが、浦島太郎までが絡み、事態は混沌と化していく。

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Posted by ブクログ

裏表紙の解説を読み、少し迷いながら購入しました。読み終えての率直な感想は「ナニコレ…」。正直なところ、かなり混乱しています。
ストーリー全体をうまく理解できたとは言えず、特にラストはまだ消化しきれていない気がします。それでも最後まで読み切ってしまったのだから、やはり面白い作品なのだと思います。
個人的には、格闘漫画の「フェニックスボール」やバスケ漫画の「スリーポイント」には思わずクスッとしてしまいましたし、全国大会の開催地については「そんなことまで考えるの!?」と突っ込みながら読んでいました。実際、世界観に没頭できる物語は、こういう細部にまで筋が通っているものだと思いますが、この場合がこじ付けなのか、編集の賜物なのか、気になるところです。
こんな読み方で良かったのかわからないのですが、私はそんな風に楽しみました。
ほかの方の感想がとても気になるので★4

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

よくこんな話思いつくなぁ。現代に現れてしまった昔ばなしの登場人物たちもそうですが、登場人物も含めて多層的に物語が成り立っていて、ちょっと1回では理解が追いつかない感じです。ちょっと時間をおいてもう1回読むかも。
作中で1例としてある作家が書いたという浦島太郎の解釈が挿入されますが、いまだかつてこんなにヒドイ浦島太郎は見たことがありません(褒めてます)。ヒドイ解釈なんだけど、なんか納得できるものでした。

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2025年08月21日

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